子供部屋や仕事部屋では集中して勉強や仕事をしたいですよね。実は色には集中させる効果のある色があるといわれています。壁紙に取り入れることで集中力を高めてみませんか。
今回は、色の持つ効果を、リノベーション事例と一緒にご紹介します。
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もくじ
迷信とは言い難い?色による気持ちの変化や効果
昔から色には不思議な力あると言われています。見ていると安定を得られる色や興奮する色、不安を感じる色など色と感情の関係はとても奥が深いものです。
現代でも色の力は様々な場所で使われていて、ホテルやレストラン、オフィス、病院、公共の施設などは特にこの色の効果というものを重視しているといいます。
この色と壁紙の効果を家でも実感したいですよね。たとえばどんな色が気になりますか?リノベーションで人気があるのは、集中力を高める色とされるブルー系、落ち着きのあるグリーン、グレー系です。
しかしただ集中したいといってもその背景は様々。ブルー以外にも場面にあった集中力の高める色の組み合わせとはどんなものなのか、効果的な壁紙の場所はどこがいいのか、調べていくうちにいろいろわかってきました。
勉強も仕事も王道はブルー
もともとここ数年トレンドなのがブルーの壁紙。青、濃紺など暗めのトーンから、水色、ブルーグレーなどアースカラーに近い優しいナチュラルなトーンまで様々です。部屋の空気をピリッと優しく正してくれる、ブルーにはそんなイメージがあるようです。
ブルーの壁紙は、リラックスと集中の両方の効果を得ることができると言われているので、リビングや子供部屋によく使われます。単純に他の雑音を消して集中力を高めたいなら濃いめの青が一番効果的です。
ただし広い壁全体を濃い青にしてしまうと圧迫感を感じる原因にもなるので、勉強机や仕事机の前などポイントで使うと良いようです。青は差し色も映えやすい色なので、子供部屋でも組み合わせる家具の色によっては柔らかな落ち着いた印象にすることも可能です。
やる気を高めたいときは黄色、赤、オレンジ系の壁紙
黄色やオレンジなどの見るだけでも元気が出そうな色には、エネルギーを与えてくれる力があると言われています。春や夏など、あかるくパキッとしたカラーが映える季節は心も体も充実していることが多いですよね。黄色やオレンジ色にも同じように心や体のやる気を引き出してくれる効果があるといいます。
もし勉強部屋に黄色やオレンジの壁紙を貼るなら、勉強机の前よりも少し目を離したときに見る壁に貼ると効果的です。ずっと力の強い色を見ていると逆に疲れてしまうので、休憩時に気持ちを充電できるように、勉強机とはすこし離れた位置に貼るといいですね。
また、短時間で一気に勉強や仕事を仕上げたいときなどは赤や赤に近いオレンジなども効果があると言われています。長く持続させる集中力をひきだすことは出来ないけど、短時間にパッと終わらせる作業に取り組む場所には意識的に赤や赤に近いオレンジの壁紙を貼るといいかもしれませんね。
リラックスしながら仕事や勉強に取り組みたい人にはベージュやブラウンを基調とした壁紙を。
いつも臨戦態勢でいるのは疲れる、自室ではゆったりと仕事や勉強に取り組みたいという人にはブラウンやベージュでまとめた壁紙がオススメです。
ブラウンやベージュなどの落ち着いたカラーにはリラックス効果があり、ゆったりとした気持ちで仕事や勉強に取り組むことができます。
そしてベージュには効率を上げる効果もあると言われていて、心身ともに良い状態で作業に取り掛かれます。
ベージュやブラウンは木の色、人の肌の色に近いので本能的にリラックスできるのだそうです。人はリラックスしている状態が一番効率よく能力を発揮することができるといいます。ベージュは目から入る情報としても優しく、雑音から遠ざけてくれるイメージがありますね。頭の中をクリアにして、効率よく集中して勉強や仕事に取り掛かるならベージュやブラウンの壁紙がおススメです。
まとめ
集中、と一言でいってもいろいろなパターンがあります。しっかりと集中したいのか、短時間で一気に集中して成果をだしたいのか、ゆったりと効率よく集中して仕事や勉強に取りかかりたいのか。
自分の仕事や勉強スタイルに合った色の壁紙を選ぶことができれば、作業も捗るかもしれません。
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