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キッチンカップボードとは?その選び方やタイプ別のメリット・デメリットを紹介します。

キッチンカップボードとは?その選び方やタイプ別のメリット・デメリットを紹介します。

キッチンの収納は主婦の悩みどころの一つ。特に子どもがいる家庭では皿やコップの数は多くあり、なかなかまとまらないという人も多いでしょう。

そんな時はキッチンカップボードを検討してみるのもおすすめ。この記事ではキッチンカップボードについて説明を行い、その選び方、タイプ別のメリット・デメリットについて紹介していきます。

キッチンカップボードとは

キッチンカップボードとは一般的には「食器棚」とのことを指し皿やコップなどを収納する役割を持っています。また、キッチンで使用することを前提としている為、電子レンジを置くスペース、炊飯器の蒸気に配慮した場所などキッチンで必要な機能に特化しているのが特徴です。

素材としては木材やステンレスがメインで、この他にもシステムキッチンに組み込みされているものまであります。住宅購入時にはそこまで必要性はないと感じる方もいるかもしれませんが、家族が増え、食器の数が増えた時、リフォーム・リノベーションを考える時など後付けで欲しいと検討する方も多いでしょう。

カップボードが生まれたのは中世ヨーロッパで、本棚のような形をしていました。その後は時代と共に変化をしていき、色やデザインなどのバリエーションが増えてきました。

キッチンカップボードの選び方
キッチンカップボードの選び方としては「機能性」「大きさ」「デザイン」を重視して選びましょう。特に機能性においては一番重要と言っても過言ではありません。皿やコップなどの食器類を収納するスペースがないと困ります。

ただし、キッチンのスペースも限られているので、大きさにも注意しなければなりません。どれだけ収納スペースが広くてもキッチンに置いてしまうと邪魔になってしまう大きさでは意味がありません。
また、長いこと使うのでインテリアの一部分になるため、そのキッチンの雰囲気に合うデザインのものを選んだ方が良いでしょう。

キッチンカップボードのメリット

キッチンカップボードとは?その選び方やタイプ別のメリット・デメリットを紹介します。

キッチンカップボードには「据置タイプ」と「造り付けタイプ」の2種類ありますので、それぞれのメリットについて紹介していきます。

据置タイプのメリット
据置タイプのメリットとしては、業者による工事が必要ないので購入後に設置するだけで使えます。また、後から配置を変えることも可能なため、レイアウトの変更をしようと考えているのであればおすすめです。

また、造り付けタイプより安価に購入できますので、費用を抑えたい方にもおすすめです。メーカーやデザインなどにも左右されますが、ホームセンターで購入すればかなりリーズナブルにキッチンカップボードを手に入れられます。
この他にも、種類が豊富にあるのでインテリアの一部としてキッチンの雰囲気にあったものを選びやすいのもメリットと言えるでしょう。

造り付けタイプのメリット
造り付けタイプは「備え付けタイプ」と呼ばれていることも多く、壁や天井に直接カップボードがついている状態になります。

こちらのメリットとしては「収納力の高さ」が挙げられます。設置位置・サイズを最初に自由に設定できるので、天井まで収納スペースとして作ることも可能です。これから家族が増えていく予定がある家庭なら、食器の数も増えてくるので収納スペースが多いと安心です。

また、工事によって壁や天井に取り付けられた造り付けタイプは耐震性にも優れており、地震が起きても倒れる心配はありません。安全面に考慮したキッチンカップボードなら造り付けは外せないでしょう。

更に、見た目が美しいデザインとなっていますので、システムキッチンと同じメーカーを選ぶことで統一感のある綺麗なキッチンに仕上がるでしょう。自分のセンスに自信がない方、シンプルだけど統一感がある方が好きな方には造り付けタイプに大きなメリットを感じるのではないでしょうか。

キッチンカップボードのデメリット

キッチンカップボードとは?その選び方やタイプ別のメリット・デメリットを紹介します。

次にキッチンカップボードのデメリットについて紹介していきます。

据置タイプのデメリット
据置タイプのデメリットは地震の際に転倒してしまう恐れがあるということです。その為、地震に備えて耐震対策を行っておく必要があります。

例えば天井と棚の間に突っ張り棒を設置する方法があります。ただ、これだと見た目が悪くなってしまう可能性があります。安全の為なら仕方ないと割り切れる方は良いかもしれませんが、それが難しい方は造り付けタイプの方を選ぶと良いでしょう。

また、造り付けタイプと比べると収納力は劣ってしまいます。食器・調理器具・調味料などを用意するとなると広いスペースが必要になります。

キッチンはよほどのことがない限り物が多くなりがちの場所です。その為、据置タイプの収納力では少し物足りないと感じる方も出てくるでしょう。

造り付けタイプのデメリット
造り付けタイプは収納の配置、大きさを指定できますがその分料金がかかってしまいます。更に工事が必要になるので本体代金以外にも費用が必要に。

更に工事によってしっかりと固定されているのでレイアウトの変更ができません。設置した後に「収納スペースはこんなにいらなかった」と感じたり「模様替えをしたい」と思ったりしても、後から変更することは難しいです。
ライフスタイルの変化によってキッチン周りの環境を変えようと思っている方や、レイアウトを変えてきたいと考えている方であれば、交換や移動が容易な据置タイプが良いでしょう。

まとめ

キッチンカップボードについて説明し、それぞれのメリット・デメリットについて紹介しましたがいかがでしたか?

据置タイプ・造り付けタイプもそれぞれメリット・デメリットがあり購入に悩む人も多いですが、長く使うことが前提になる為、長期的な視野を持って購入することをおすすめします。

これから家族が増えていき、物が増えていくようになるのか、逆に子どもが自立していき、物が減っていくようになるのかなど、今後のライフスタイルの変化も考えながら検討すれば、大きな間違いはなくなるでしょう。