誰でもわかるリノベ用語集097
■競売
「競売」とは、「きょうばい」、「けいばい」などと読み、「せり売り」のことです。つまり多くの買い手に値段をつけさせ、その中で最も高い値段をつけた人と売買契約することです。
各辞書・辞典からの解説
「競売」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「競売」とは、「多くの買い手に値段をつけさせ、最も高い値段をつけた人に売る方法」 のことであると説明されています。一般的に「きょうばい」と読みますが、「せりうり」のほか、法律上では「けいばい」と読みます。
(2)「百科事典マイペディア」より
「百科事典マイペディア」において「競売」とは、「せり売りと同義で、売主が多数の者を集めて口頭で買受けの申出を促し、最高価額の申出人と売買契約をすること」です。「個別的売買に比べ比較的高くかつ公平な価格で換価できる」ことが特徴です。また、「競売を国家機関が行う場合を公の競売または公売」と言います。
(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「競売」とは、以下のような文章で説明がされています。
「売り主が大勢の人を集めて買い受けの申し出を促し、最高価格の人に承諾を与えて売買すること。また、融資の返済ができない場合に、裁判所を通じて債務者の財産を処分すること。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「競売(きょうばい、けいばい)」とは「せり売り」のことで「多くの買い手に値段をつけさせ、最も高い値段をつけた人に売る」ことであるとおわかり頂けたと思います。