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「煉瓦」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「煉瓦」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集103

■煉瓦

「煉瓦」とは、粘土に砂・石灰などを加え、型に入れて窯かまで焼き固めたもののことであり、壁や道路、窯など建築、道路舗装といったさまざまな場面に用いられる素材です。煉瓦といえば、一般的には赤レンガのことを意味しています。

各辞書・辞典からの解説

「煉瓦」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「煉瓦」とは、「粘土に砂・石灰などを加え、型に入れて窯かまで焼き固めたもの」であると説明されています。通常、「直方体に形づくり、土木建築材料として壁・道路・窯など」に用いるものです。一般的には「煉瓦」といえば赤レンガのことを指します。


(2)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「煉瓦」とは「粘土に砂・石灰などを混ぜて練り、長方体などに成型し、乾燥して窯(かま)で焼いたもの」のことです。「建築・道路舗装・炉などの材料」として用いるもので、通常、煉瓦といえば「酸化鉄を含む粘土を用いた赤煉瓦」のことを指します。

(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「煉瓦」とは、以下のような文章で説明がされています。
「粘土や頁岩、泥を型に入れ、窯で焼き固めて、あるいは圧縮して作られる建築材料。積み上げる工法しかないため、構造的には弱く、地震の多い日本では、小規模な建築を除いて使われなくなった。しかし、建材として煉瓦風のタイルがあり、様々な種類が存在し仕上げ材として多く用いられています。」

(1)〜(3)を合わせてみると、「煉瓦」とは「粘土に砂・石灰などを加え、型に入れて窯かまで焼き固めたもの」のことであるとおわかりいただけたと思います。