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「ドレープ」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「ドレープ」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集167

■ドレープ

「ドレープ」とは、布を垂らしたときのゆったりとしたひだのことを言います。主に婦人服において、柔らかさ、やさしさ、優美さを表現する場合にこのドレープを使用することが多いです。

各辞書・辞典からの解説

「ドレープ」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「ドレープ」とは、「垂らした布の柔らかい流れるようなひだ」のことであると説明されています。布をたらしたときのゆったりとした部分のことです。

(2)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「ドレープ」とは「厚手のカーテンの総称」のことであると説明されています。さらに、本来の意味は「布をかける」ということです。「遮光・遮蔽・吸音・保温性」に優れているのが特徴といえます。

(3)「ブリタニカ国際大百科事典」より
「ブリタニカ国際大百科事典」において「ドレープ」とは、以下のような文章で説明がされています。
「語源は布切れの意のラテン語drappus。転じて、布地を織ることの意になり、現代では多く物体をおおう掛け布、垂れ布、またそれを掛けたときに生じる布地特有の自然なひだを意味し、古代ギリシア・ローマの巻衣 (まきい) 、インドのサリーなどにその典型がみられる。現代では、おもに婦人服の柔らかさ、やさしさ、優美さなどを表現する手段として用いられる。」

(1)〜(3)を合わせてみると、「ドレープ」とは、「布を垂らしたときのゆったりとした流れるようなひだ」のことであるとおわかり頂けたと思います。