誰でもわかるリノベ用語集061

■火災保険

「火災保険」とは、火災によって生ずる財産上の損害を塡補（てんぽ）するための損害保険のことです。建物・家具・商品・貴金属が対象となります。

各辞書・辞典からの解説

「火災保険」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

（１）「精選版　日本国語大辞典」より
「精選版　日本国語大辞典」において「火災保険」とは、「損害保険のひとつ」であり、「火災によって生ずる財産上の損害を補うことを目的とするもの」であると説明されています。火災保険のなかでも、「火災による森林の損害を填補(てんぽ)する民間損害保険会社の行なう保険」を「森林火災保険」といいます。

（２）「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「火災保険」とは、「火災によって生ずる財産上の損害を塡補（てんぽ）するための損害保険」であり、対象となるのは「建物・家具・商品・貴金属」などです。

（３）「世界大百科事典　第２版」より
「世界大百科事典　第２版」において「火災保険」とは、以下のような文章で説明がされています。
「建物やその収容動産等を対象に，火災のほか落雷・爆発・風災等の事故による損害，さらに臨時費用等事故に伴う各種の費用についても保険金を支払う保険。元来は，火災のみによる損害に対して保険金を支払うことを目的とした保険であったが，盗難・水害等も担保する総合保険や各種特約など商品多様化が進んでいる。地震による火災・倒壊などの損害には保険金が支払われない」

（１）〜（３）と合わせてみると、「火災保険」とは「火災によって生ずる財産上の損害を塡補てんするための損害保険」のことであるとおわかり頂けたと思います。