Column

「石膏ボード」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「石膏ボード」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集042

■石膏ボード

「石膏ボード」とは、焼き石膏に鋸屑のこぎりくず・パーライトなどを混ぜ、水で練り合わせたものを厚紙にはさんで板にしたもののことを言います。防火性・耐熱性・耐久性があり、壁・間仕切り・天井などに用いることの多い素材です。

各辞書・辞典からの解説

「石膏ボード」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「石膏ボード」とは、「焼き石膏に鋸屑(のこぎりくず)やパーライトなどの軽量材を約10パーセント混入し、両面に厚紙を張って板にしたもの」であり、天井や壁貼りに使用されることが多いと説明されています。

(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版」において「石膏ボード」とは、「 焼石膏に木屑や軽量骨材を混入し、両面に厚紙を張って成板したもの」であると説明されています。(1)と同様に天井や壁面を張るときに用いられると補足があります。

(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「石膏ボード」とは、以下のような文章で説明がされています。
「焼石こうを主原料とした心材の両面をボード用原紙で被覆して板状に圧延成型したもの。防火性、遮音性、施工性などに優れ、安価であるため、壁・天井下地材などに広く使用されている。」さらに、石膏ボードの種類として「厚さ12.5mmのボードは不燃材、9.5mmのボードは準不燃材として認定されている。」

(1)〜(3)と合わせてみると、「石膏ボード」とは「焼き石膏に鋸屑のこぎりくず・パーライトなどを混ぜ、水で練り合わせたものを厚紙にはさんで板にしたもの」であることがおわかり頂けたと思います。天井や壁面張りに広く使用されています。