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「漆喰」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「漆喰」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集041

■漆喰

「漆喰」とは、日本古来の壁材料のひとつとして知られ、石灰、砂を主とした材料でできています。乾きが遅く、少しずつ乾燥させる必要がありますが、調湿性、断熱性、防火性、可塑性にすぐれています。

各辞書・辞典からの解説

「漆喰」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「漆喰」とは、「消石灰に麻糸などの繊維質、フノリ・ツノマタなど膠着(こうちゃく)剤を加えて水で練ったもの」をいいます。砂や粘土を加えて作ることもあり、レンガの接合などに用いられることが多いです。

(2)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「漆喰」とは、「消石灰に砂と糊とスサなどを混ぜて水で練った日本独自の塗壁仕上」のことであると説明されています。特徴は「調湿性・断熱性・防火性・可塑性などに優れて」いることです。
意味は「デジタル大辞泉」とほぼ同様です。

(3)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「漆喰」とは、以下のような文章で説明がされています。「日本古来の塗り壁の素材。消石灰に、繊維質のわらや麻糸などと糊(のり)を加え水で混ぜたもの。外壁や屋内の壁・天井などの仕上げ、または石や煉瓦(れんが)などの接合に用いる。」

(1)〜(3)と合わせてみると、「漆喰」とは「日本古来の壁材料のひとつで、断熱性、防火性にも優れている素材」であることがおわかり頂けたと思います。