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「ルーバー」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「ルーバー」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集179

■ルーバー

「ルーバー」とは、壁面や天井の開口部によろい戸状の板を縦、横に並べて付けたものです。

板の角度を変化させることで換気や排煙、採光などの調整ができるようになります。雨水を防ぐこともでき、近代建築でも盛んに取り入れられています。

各辞書・辞典からの解説

「ルーバー」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「ルーバー」とは、1つ目の意味が「定幅の羽板を平行に並べたよろい戸状のもの」、2つ目の意味が「照明調整器具」、3つ目の意味が「ヨーロッパ中世の住宅で、採光・排煙のため羽板状の格子を備えた小塔」となっています。

(2)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「ルーバー」とは、「羽板(はいた)と呼ばれる細長い板を、枠組みに隙間をあけて平行に組んだもの」であると説明されています。「羽板の取付角度によって、風・雨・光・埃・人の目線などを、選択的に遮断したり透過したりすることができる」仕組みで、さまざまな場面で使用されます。

(3)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「ルーバー」とは、以下のような文章で説明がされています。
「幅の狭い細長い板を一定の傾斜をつけて平行に並べたもの。窓や扉に取り付ける木製のもののほか、ジャロジーのガラス板や、浴室ドアの金属板、ベネチアンブラインドの板やバーチカルブラインドの布などもいう。ルーバーをつけた戸をルーバー扉という。」

(1)〜(3)を合わせてみると、「ルーバー」とは、「壁面や天井に縦横に板を並べてつけたもの」であることがおわかり頂けたと思います。