誰でもわかるリノベ用語集242
■軒天
「軒天」とは、軒の裏側部分のことで、屋根の真下部分にある壁のことです。そもそも、外壁の外側で、天井から突き出している部分を「軒」といい、軒天はその屋根の裏側ともいえます。
外観の美しさを保つほか、万が一の火災の際にも燃え広がるのを防ぐ役割をします。また、軒天に有孔ボードを取り付けるなどの一工夫で、屋根裏の通気性を高めることができ、換気の役割を担うこともでいます。
各辞書・辞典からの解説
「軒天」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
□「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「軒天」とは、以下のような文章で説明がされています。
「軒の裏側部分の事。用途地域にもよるが、防火構造や不燃材にする必要性がある。ケイカル板などの不燃材で作られる事が多い。また、小屋裏(屋根裏)の換気をこの部分から取る事も多い。」
つまり、「軒天」とは、「軒の裏側部分」のことであるとおわかり頂けたと思います。