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「突板(とついた)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「突板(とついた)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集


誰でもわかるリノベ用語集290
 

■突板(とついた)

「突板」とは「とついた」と読みます。誤った読み方として「とっぱん」と言われることがありますが、正しくありません。

「突板」とは、薄くスライスした天然木のことです。丸太を0.2~0.6mmまでスライスしており、丈夫な合板に貼り付けて使用します。英語では「ベニヤ」といいますが、日本でイメージされるベニヤとは別物です。


 

各辞書・辞典からの解説

「突板」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「突板」とは、1つ目の意味が「合板などを作るのに用いる、薄い板。」、2つ目の意味が「ベニヤ板に同じ。」となっています。

(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「突板」とは、「高級木材を、厚さ約一ミリメートルの薄板にし、ベニヤ合板の表面仕上げとして接着すること。」となっています。

(1)〜(2)を合わせてみると、リフォーム、リノベーションにおいて「突板」とは、「薄い板」のことであるとおわかり頂けたと思います。