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「虎斑(とらふ)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「虎斑(とらふ)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集


誰でもわかるリノベ用語集294

■虎斑(とらふ)

「虎斑」とは「とらふ」と読みます。「こはん」や「とらまだら」と呼ばれることもあります。

「虎斑」とは、横縞のような模様のことです。ナラやオーク材などのブナ科にみられる模様で、虎の毛のように見えるものを指しています。木の栄養を含んでいる場合に出る模様で、質の良い木材であることを意味しています。なお、虎斑は柾目の板のみで見ることができるもので、板目ではこの模様が見えません。

各辞書・辞典からの解説

「虎斑」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「虎斑」とは、「虎毛に同じ。」となっています。なお「虎毛」とは、「虎のように、黄褐色の地に太く黒いしまのある毛並みや模様。虎斑(とらふ)。」となっています。

(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「虎斑」とは、「虎の毛皮のように、黄褐色の地に黒色の斑紋があるもの。とらふ。」となっています。

(1)〜(2)を合わせてみると、リフォーム、リノベーションにおいて「虎斑」とは、「虎の毛のような斑紋があるもの」のことであるとおわかり頂けたと思います。