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「建ぺい率」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「建ぺい率」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集039

■建ぺい率

「建ぺい率」とは、「建物の建築面積の敷地面積に対する割合」のことです。建築基準法によって上限や、その上限が緩和される条件が決まっています。

各辞書・辞典からの解説

「建ぺい率」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「不動産用語辞典」より
「不動産用語辞典」において「建ぺい率」とは、「建築物の建築面積の敷地面積に対する割合のこと」であると説明されています。建築基準法では「建築物の日照、採光、通風を十分に確保し、災害を防ぐために用途地域に応じて」建ぺい率をそれぞれに制限しています。

(2)「百科事典マイペディア」より
「百科事典マイペディア」において「建ぺい率」とは、「建築面積の敷地面積に対する比率」のことであると説明されています。「建物の火災、地震などへの保安や衛生環境の保持」のために建築基準法によって敷地内に最小限の空地を設ける規則もあります。

(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「建ぺい率」とは、以下のような文章で説明がされています。
「建物の建築面積の敷地面積に対する割合。建築基準法では、都市計画区域内の用途地域ごとに、建築できる建物の建ぺい率の上限が定められている。敷地が街区の角地にあり、特定行政庁が指定したものなどは建ぺい率が緩和される。」

(1)〜(3)と合わせてみると、「建ぺい率」とは「建築面積の敷地面積に対する割合」のことであるとおわかり頂けたと思います。「建築基準法」によって建ぺい率の上限が決められていたり、緩和されたりすることがあります。