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DIYで珪藻土を塗る方法、正しい塗り方を分かりやすく解説

天然素材を使用しており体にも優しい珪藻土。壁のリノベーション建材としても、需要は高まりつつあります。一方でその特徴を正しく理解しないままで使うと、思わぬ失敗やトラブルを招く可能性もあります。

そこでこの記事では、DIYで珪藻土を塗るコツについて分かりやすく解説します。リノベーションを検討している方はぜひこの記事を参考にしてください。

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珪藻土はDIYで簡単に塗れる

珪藻土は壁紙やクロスとは異なり、養生の手順が必要なのでDIYでは難しいというイメージがありますが、手順を理解すれば誰でも簡単に塗れる素材です。

塗り工事と聞くと塗り方や仕上げパターンを気にしてしまいがち。しかし大切なのは下準備と言われます。きれいに仕上げるためにも、準備を怠らないようにしましょう。

道具をそろえる

珪藻土を塗る際は以下の道具をそろえておきます。

・水

・容器

・バケツ

・スポンジ

・コテ

・コテ板

・珪藻土

・シート

・古新聞

・養生テープ

・脚立

珪藻土には粉末タイプ、練り済みタイプと塗料タイプの3種類があります。

DIYの日付が決まっていない方には、長期の保存が可能な粉末タイプがおすすめです。また、スピーディーに作業をしたい方は、練る作業を短縮できる練り済みタイプを。さらに、手軽に作業をしたい方は塗料タイプを選びましょう。

養生をする

珪藻土の付着を避けたい場所を隠したり、傷が付かないようにシートを貼ります。珪藻土を塗る際は床、窓、コンセントの周囲を養生しましょう。珪藻土は塗ると厚みが出るので、壁際から2mmほど離した養生を心がけてください。

下地を塗る

珪藻土を塗る前にシーラーで下処理をします。シーラーには英語の「seal」という言葉から取られており、接着するという意味があります。シーラーは塗料を塗るときに使う下地処理剤のことで、剥がれや浮きを防止する役割を持っています。

シーラーには様々なタイプがあるので、下地に合わせて選びましょう。例えば下地が壁紙やクロスの場合はシミ止めや接着効果のあるシーラーを使います。また、下地が古壁や塗り壁の場合は下地強化のあるシーラーがおすすめです。

珪藻土の中には「シーラー不要」と記載したものもあります。シーラー不要の珪藻土は下地処理をせずに直接塗ることができます。

珪藻土を塗る

シーラーを塗った後は珪藻土の準備です。珪藻土は固い素材なので、前もって十分に練ってから使用することが作業効率を落とさずに、きれいに仕上げるコツと言えます。

珪藻土は練ったまま保管すると発酵します。さらに、開封した状態で放置すると腐ります。珪藻土を使う際は、なるべく使い切るようにしましょう。

準備が終了したら珪藻土を塗ります。コテ板に珪藻土を載せて塗りますが、コテを使うときは進行方向側に角度を付けながらゆっくり動かすと塗りムラを防げます。

部屋の隅の部分は、コテの広い面を使ってゆっくりと押し出すのがコツと言われます。角については、コテの先端部分を使って、塗りムラや塗り忘れが無いように丁寧に仕上げます。

きれいに仕上げるためのもうひとつのコツは2度塗りです。1度目の塗装が完全に乾く前に2度塗りをしましょう。

塗装後

乾いてから養生を剥がすと珪藻土も一緒に剥がれるので、乾ききる前に剥がします。コテで押さえながら丁寧に剥がしましょう。

最後に珪藻土を乾かします。メーカーによっても異なりますが、珪藻土が乾くまでには2~3日かかります。乾くまでの間は、インテリアや小物が壁に接触しないように注意しましょう。早めに乾かしたいときは扇風機の使用もおすすめです。

DIYが難しい場合には業者に依頼するのがおすすめ

DIYで珪藻土を塗りたいと思うものの、きれいに仕上がるのか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。DIYが難しい場合には、業者に依頼しましょう。

業者を選ぶときには、過去の実績や評判チェックを忘れずに。画像やビデオなどがあれば、具体的な仕上がり具合も確認できます。また、アフターフォローが充実していると、不具合が生じたときでも、すぐに対応してもらえるでしょう。

口コミサイトをチェックする際の注意点

業者を調べる方法のひとつに口コミサイトがあります。口コミサイトは実際に業者を利用した人の感想が載せられているので、業者を選ぶときに役立ちます。

しかし、口コミの中には、業者が自ら書き込みをしている場合もあるという話も耳にしますので注意が必要です。気になる点があるときは、業者に直接質問をして疑問点を解消しましょう。

まとめ

珪藻土はDIYでも塗れますが、きれいに塗るには下準備が大切です。前もって必要な道具をそろえておき、養生やシーラーを塗る作業を行ってから、珪藻土を塗る手順を踏みましょう。

DIYでの珪藻土の塗り方に不安を感じるならば、業者に依頼するのがよいでしょう。過去の施工実績や評判などをチェックした上で、適切な業者を見つけ、希望の珪藻土リフォームを実現してください。

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