3月も半ばを過ぎ、花粉も多い時期に入っていますね。家に持ち込む前に玄関先で花粉を落とすことをされている方もいらっしゃると思います。そして手洗いやうがいもなるべく玄関近くでしたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日は洗面の配置リノベーションについてお話します。
洗面とお風呂は必ずしもセットではない
一般的に洗面室とお風呂が隣同士に配置されているプランを良く見かけると思います。このセットの状態で玄関近くにプランができればそれはそれで良いのですが、プラン上そうもいかないことがあります。冒頭の話のように、玄関から帰りすぐに手洗いうがいをしたい!という方にとって、セットで配置できない場合はお風呂場と切り離して考えていくことが必要ですね。
そこで先に2つのコトを考えておきましょう。
①歯磨き、ドライヤー、お化粧、など玄関近くに設けた洗面でその生活行為をするコトがOKかどうか。あるいは別の場所でやるから気にならない。などご自身の生活スタイルを振り返っておきましょう。
②お風呂場と切り離した場合、お風呂場に隣接する脱衣スペースで洗面が必要にならないかどうか。必要な場合、そこでどんな生活行為をするのか。
実際の事例では
玄関近くに洗面を設けることでわざわざ洗面室に行くことなく、帰宅時に大人も子どもも、また来客された方もすぐに手が洗える洗面スペースがあることでスムーズに動くことができるようになりました。来客時にも雑多になりがちな洗面室を案内しないで済むので気が楽。などのお声があります。
また、お風呂場は別の場所にありますが、お風呂場に隣接する脱衣スペースには洗面ではなく、洗濯流しを設置しました。*洗濯流し・・汚れたモノの下洗いや上履きなども洗える深めのボウル
このようにどんな生活スタイルを送りたいかで配置する場所やモノが変わってきます。
注意点
リノベーションの場合、排水位置をずらせない場合もあります。あるいは既存の洗面の位置から変更するには床を上げて設置する場合もあります。(お水の流れの勾配を確保するため)
必ず担当者に位置変更が可能かどうか。そして可能であってもデメリットになる部分がないかを確認して進めましょう。
まとめ
最近の新築住宅でも玄関近くに洗面が配置されているプランを見かけることが多くなりました。配置的にも誰もが目に入るよう場所になるケースが多いので、ぜひこだわりも入れながら素敵な洗面スペースにできると更に満足度も上がりますね。ぜひご自身の生活スタイルから洗面の位置。考えてみてくださいね。
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