マンションに住み、ウォークインクローゼットを使用することを検討している方やすでに使用している方にとって、理想的な広さとしての実感はあるでしょうか。
マンションでウォークインクローゼットを使用する時の理想的な広さとして、一人暮らしをしている場合で2畳、夫婦で使用する場合は3畳ぐらいの広さがあれば十分というデータもあります。
なぜその広さが理想的なのでしょう。
今回、はマンションで使用するウォークインクローゼットの理想的な広さについて解説していきます。
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マンションの理想的なウォークインクローゼットは2~3畳
マンションは戸建て住宅と違い、居住スペースをそれほど広く取れません。そのためウォークインクローゼットの広さは、ある程度限られてしまいます。
女性の場合は、クローゼットを上手に使い、ワンピースやトップスなどを保管したいと思うでしょう。その場合、シワにならずキレイに収納するためには、2畳はほしいところです。また、クローゼットの近くに鏡があれば、取り出した際に簡単なファッションチェックができます。
そのように考えると、理想的なウォークインクローゼットは、2畳ぐらいほしくなります。2畳あれば、片側に衣類、もう片側に小物類を収納できるだけのスペースを確保できます。一人暮らしの女性であればウォークインクローゼットの広さは2畳で十分でしょう。
さらに、夫婦で暮らしている場合は、夫の衣類が増える分もう少し広い3畳くらい必要になってきます。
広さ別に見たウォークインクローゼットを使いやすくするポイント
ウォークインクローゼットは、使い方をよく知れば有効活用できるスペースに早変わりします。
中で着替えるスペースを込みとした場合、2畳〜4畳ほど必要になりますが、4畳も広さが取れない手狭なマンション部屋があるのは事実です。
使いやすくするポイントは、パイプハンガーは奥行きを約45センチに保ち、引き出しタイプの衣装ケースを置いた場合は多くても60センチの奥行きは確保することです。
また、収納量の7割を意識し、取り出す時にごちゃごちゃにならないようにしましょう。どこにどの衣類を収納しておくのかをあらかじめ決めておくことで、収納・取り出しがスムーズになります。
このように創意工夫すれば、2畳の広さでも使い勝手はよくなります。
もっと詳しく知りたい方は、それぞれの広さに応じて使いやすくするヒントを書いた記事も参考にしてください。
タタミ2枚分のスペースにいかに上手に収納できるかがポイントです。1型と呼ばれる両サイドに分けて収納する方法が上手な収納方法のようです。
タタミ3枚分のスペースがあると余裕ができます。上手に収納すればアイロンスペースも設けることができるのでより快適な使い勝手になります。
4畳間ですと、マンションではかなり広い収納スペースです。そのため様々なアレンジが効きますし、アイロン掛けのスペースなども確保できます。しかし、広すぎて無秩序に入れてしまうと物が散乱してしまうことのもなります。
女性がウォークインクローゼットを使用する場合は広い方がいい?
ウォークインクローゼットは、広く使えればそれに越したことはありませんが、マンションのような限られた空間では、生活スペースを圧迫してしまう場合があります。4畳以上の広いウォークインクローゼットでなくとも、生活人数や用途によってはそこまで広さにこだわる必要はありません。
例えば一人暮らしの女性であれば、ウォークインクローゼットに収納するワンピースを3着、冬物のコートを2着、お気に入りのトップスを3着ほどハンガーにかけておけば、余分なスペースを取らずに2畳ほどの広さでも十分です。引き出し収納には、ボトムスとインナーを数着ずつ、あまり着る機会がないトップスを収納しておくことで、ウォークインクローゼットがさほど広くなくても使用できます。
効果的に使用すれば、広さにこだわる必要がなく、多少手狭なウォークインクローゼットでも使い方次第で状況の好転が見込めます。
まとめ
マンションでウォークインクローゼットを使用する場合、理想的な広さは一人暮らしをしている場合で2畳、夫婦で使用する場合だと3畳ぐらいの広さがあれば十分といえます。
ファッション関係の仕事をしていてウォークインクローゼットが広くなければ使えないといった状況のケースバイケースを除けば、普通にウォークインクローゼットを使用する際には、トップスやボトムス、レギンスなどのアイテムをそれぞれ分けたうえで、衣類をハンガーにかけて、引き出しに折りたたむ形で小分けして収納すれば問題ないと思います。
ウォークインクローゼットを使いこなし、より快適な生活が送られるようにしましょう。
(参考:エクスナレッジ 飯塚 豊「間取りの方程式」)
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