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見せたくないウォークインシューズクローゼットの目隠し

玄関は住まいの顔です。でも、人が出入りする場所でもあり、住まいの中でも乱雑になりやすい場所でもあります。

頻繁に出入りするために乱雑になりがちなウォークインシューズクローゼットは、来客された方の目にも止まりやすいので隠しておきたいところです。

いつも出かける時や帰ってきた時など、何気なく使っているウォークインシューズクローゼットですが、皆さんはどのように目隠しをしているのでしょうか?

今回は、このウォークインシューズクローゼットの目隠し方法についてお伝えします。

 

 

技あり収納・目隠し術

家族構成の違いや季節ごとに、靴を出し入れしたり揃えているつもりでも、ショップのようにキレイに並べるのは至難の業です。スッキリ見せたい、オシャレに収納したいそんなコンセプトを両方叶えるには、まずはシューズの素材、色、ヒールの高さを揃えて収納するところからスタートしてみましょう。

 

 

ウォークインシューズクローゼットの目隠しアイテム

乱雑になりがちなウォークインシューズクローゼットも目隠し術で、しまった後でも気分よく過ごせます。アイディア一つで、昨日とは違う玄関が出来上がります。そんなアイテムを紹介していきます。

 

カーテン

カーテンは、最も手軽に目隠しができるアイテムの一つです。

ひだを多くするとゴージャスな印象を受けますが、もう一つの特長として防音効果も期待できます。ちょっと開けるだけで取り出しできるのも利点です。汚れたら洗えるので、小さなお子さまがいるご家庭におすすめです。

 

ロールカーテン

ロールカーテンは目隠しの定番です。

イラストや景色など、構図やカラーリングで非日常を演出してくれます。ミッドセンチュリーモダンのように、サイケデリックなデザインのものやマリメッコなどのインパクトのある好みの布を買って北欧スタイルにするのもシュールです。

 

すだれ

和調のインテリアにしたいなら、すだれもオススメです。

下駄や草履、雪駄など和の装いが多い方は、訪問着の柄に合わせて色、柄、高さの違う履物が多いでしょう。このジャンルにはすだれがアクセントに。自然な木の素材が優しくてエコです。

 

ブラインド

HAGSアイテム:桐ブラインド オスモエボニー

羽根の角度を変えると通気性がとてもよくなるので、大切なブーツなどの皮製品が多いクローゼットにおすすめです。木目調の羽根を選ぶだけでグレード感がアップ、見た目もシャープです。

 

引き戸

力のいらない吊るすタイプの引き戸は、床にレールがないのでとてもスマートです。音もしませんし、子どもでもラクに開け閉めできます。取手をヨーロッパ風のオシャレなデザインにすると、使うたびに手に馴染んで愛着がわきそうです。

 

 

折れ戸

HAGSアイテム:内装4枚折れ戸 ハーフルーバータイプ(枠セット)

幅の広い間口には、思い切って上から下まで統一感がある折れ戸がおすすめです。必要なところだけ開くことができます。羽根がついているデザインの折れ戸は、空気の通り道があるので、カビなどが発生しにくい環境作りができます。

 

 

ウォークインシューズクローゼットの目隠しに使える製品

目隠しに使えるアイテムはまだまだあります。こっそり人に教えたくなるようなアイディアをピックアップします。中には使ってみると想像よりも使えて、もう一部屋増えたような印象になるものもあります。

 

ミラー

ミラーには部屋に奥行きがあるように見せる役割と、出かける際のコーディネイトの確認と2weyの役割があります。扉の片側に設置して広く見せたり、全面に取り付けると部屋全体を明るくすることもできます。上手く照明を当てるのがコツです。

 

引き出しタイプの収納

整理整頓も兼ねることができ、機能的な引き出しタイプをそのまま並べるだけです。底に人工芝を敷いてスニーカーを並べると、ストーリー性のある引き出しになります。

引き出しの取手を変えたり、引き出しをわざと開けてシューズを見せておくと中に何を収納したかすぐに分かります。脱いだ時の湿気がこもらないよう、時々開けたり炭などの防臭剤を入れておくとニオイが緩和されます。

 

絵画&ポスター

大きなサイズの絵画や、好みのアーティストのポスターを飾るのもハイレベルな手段です。抽象的な絵画はクリエイティブな印象になります。POPアートは無機質な打ち放しのコンクリートの壁や天井と相性が良く、都会的な雰囲気になるでしょう。シューズの間に古いレコードジャケットを飾るのも一つのテクニックです。これだけでクローゼットを開けた瞬間に、レトロな空気感がかもし出されます。

 

 

まとめ

今回は、乱雑になりやすいウォークインシューズクローゼットの目隠し術についてお伝えしました。色の作用や素材の質感を上手く前面に出すと、テクニックいらずで、上手に空間演出ができます。

普段、気に掛けることのないエリアですがそんな場所だからこそ『憧れ』を取り入れて日常をひとひねりしてみてください。