お風呂は一日の疲れを取る安らぎのスペースとも言われる場所です。いつでもきれいな状態を保つことで、よりリラックスできる空間を構築できるでしょう。
今回の記事では、お風呂を長持ちさせるコツを紹介します。場所別のお手入れ方法も詳しく紹介しますので、お風呂掃除をする際の参考にしてください。
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お風呂掃除で押さえておきたい基本
お風呂掃除をする際にはシャワーの活用と換気が重要とされます。ここではお風呂掃除で押さえておきたい3つの基本を紹介しています。
スポンジよりもシャワーがおすすめ
お風呂のお手入れと聞くとスポンジと洗剤を使って汚れを落とすというイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。スポンジを使った掃除は面倒に感じることもありますね。お風呂掃除をする際には手間や時間のかかるスポンジより、シャワーがおすすめです。短時間できれいにでき、まさに時短で手間いらずのワザとも言えます。
浴室の主な汚れとしてカビがあります。カビは25℃~28℃の状態になると繁殖しやすく、50℃以上の状態になると除去できます。掃除をするときにははじめに高温のシャワーでカビを取り除きましょう。
浴槽の掃除をするときもはじめに温水のシャワーで汚れを浮かせます。その後、中性洗剤とスポンジを使って汚れを取り除きましょう。シャワーを使うことで、あまり力を入れずに汚れも落とせます。
(参考:Kajily「お風呂掃除でカビを予防する方法はある?」)
お風呂を使用した後にもシャワーを活用する
お風呂を使った後、そのままの状態で出ていませんか?浴室に湿気が残っていると、カビが繁殖する恐れもあるので注意しましょう。お風呂を使用した後もシャワーを使ってきれいにしておくのが大切です。
はじめに温水のシャワーを使いましょう。温水を浴室にかけるとシャンプーやボディーソープなどの石けんカスの付着も防げます。その後、冷水のシャワーを浴室にかけます。冷水を浴室にかけると浴室の温度が下がるため、カビの発生を防げるでしょう。
冷水をかけた後はタオルで水気を拭き取ります。お風呂を使用した後に温水と冷水を活用すれば、汚れが付きにくくなるでしょう。
こまめな換気でカビの発生を防ぐ
お風呂を長持ちさせるコツのひとつは換気です。浴室に湿気がこもっていると、カビが発生しやすくなるので要注意とされます。窓を開けて換気をする方もいますが、空気の循環がないので湿気が残りがちです。必ず換気扇を使用して湿気を取り除くようにしましょう。
換気扇は長期間使用するとホコリがたまります。ホコリを放置すると上手に湿気を取り除けなくなるため、こまめな掃除を心掛けましょう。
場所別のお手入れ方法
お風呂場の掃除箇所は、浴槽の他にも天井、壁、床などがあります。ここでは、それぞれのお手入れ方法を詳しくまとめました。手軽にできるお手入れ方法を紹介していますので参考にしてください。
天井
お風呂場の掃除をする際には浴槽に目が行きがちですが、天井にもホコリやカビが付着しています。お湯や水をかける方法もありますが、顔に熱湯がかかる恐れもあり危険も伴います。
天井を掃除する際には、シャワーの代わりにペーパーモップで汚れを除去しましょう。はじめに換気扇を使って換気をしてから、ペーパーモップで天井を丁寧に拭き掃除します。
なお、ペーパーモップを使う際にはあらかじめアルコールを含ませておくのもおすすめです。アルコールを使うことで、カビの繁殖も抑えられると覚えておきましょう。
壁
壁を掃除する際のポイントは継ぎ目です。継ぎ目に付着した石けんカスやカビなどの汚れを落とすには、洗剤を中まで浸透させなければなりません。しかし、ほとんどの洗剤は液体のため、中まで浸透させるのは難しいでしょう。
壁の掃除をサポートするアイテムのひとつは片栗粉です。洗剤と片栗粉を混ぜるとペースト状になるため、継ぎ目の部分に塗りつけられます。5分~10分の時間を置いたら最後にシャワーで洗い流しましょう。
(参考:ARUHIマガジン「【お風呂の大掃除】ほったらかし洗いでOK! ラクしてキレイにするコツ」)
床
天井の汚れはホコリやカビですが、床の場合には皮脂や水アカなどの汚れも加わります。放って置くと汚れがこびりつくこともあるため、定期的に掃除をしましょう。
床掃除におすすめの洗剤は酸素系漂白剤です。酸素の泡が汚れを浮かせるため、スポンジやブラシを使って軽くこするだけでも汚れを落とせます。排水溝についても、酸素系漂白剤で落とすのがよいでしょう。スポンジやブラシで汚れを落としたら、最後にシャワーをかけて洗い流します。
シャワーカーテン
ユニットバスのアパートやマンションにお住まいの方は、シャワーカーテンのお手入れも忘れずにしましょう。シャワーカーテンにはホコリやカビが付着しています。スポンジやブラシで洗うのは難しいため、浴槽でのつけ置き洗いをおすすめします。
はじめに湯船の中に漂白剤やカビ取り洗剤を入れましょう。シャワーカーテンを取り外してから湯船の中に置き、シャワーカーテンが浸るまでシャワーをかけましょう。しばらく放置をしたら、シャワーで洗剤を洗い流してから乾燥させます。
まとめ
お風呂掃除をする際にはシャワーと換気の利用がコツと言えます。シャワーを使えば水アカの付着も防げますし、換気をすればカビの繁殖を抑えられるでしょう。
お風呂場の掃除には浴槽の他にも天井、壁、床などがあります。今回紹介したお手入れ方法を実践してみてください。きれいな状態でお風呂を長持ちさせて、快適なバスタイムをお過ごしください。
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