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「玄武岩(げんぶがん)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集502

■玄武岩(げんぶがん)

「玄武岩」は、「げんぶがん」と読みます。玄武岩とは、火山岩の一種です。地球の表面で最も多く見られる岩石のひとつで、ほとんどの海洋底は玄武岩によってできています。有色鉱物に富んでおり、新鮮な玄武岩は黒色、変質や酸化の影響を受けた玄武岩は赤茶色を帯びています。

各辞書・辞典からの解説

「玄武岩」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「デジタル大辞泉」より

「デジタル大辞泉」において「玄武岩」とは、「火山岩の一。暗灰色または黒色の緻密(ちみつ)な岩石で、斑晶は斜長石・橄欖石・輝石など。柱状節理をもつものが多い。最も多量に存在する火山岩。名は兵庫県の玄武洞に由来。バサルト。」となっています。

(2)「精選版 日本国語大辞典」より

「精選版 日本国語大辞典」において「玄武岩」とは、「火山岩の一種。塩基性斜長石と輝石や橄欖石を主成分とする灰黒色から黒色の緻密(ちみつ)、細粒の岩石。斑(はん)状を呈することが多い。化学組成により、ソレイアイト質玄武岩、アルカリカンラン石玄武岩、カルクアルカリ玄武岩に分類される。ふつう溶岩流や岩床として産出する。 」となっています。

意味は「デジタル大辞泉」とほぼ同様です。

(1)〜(2)を合わせてみると、リフォーム、リノベーションにおいて「玄武岩」とは、「火山岩の一種」のことであるとおわかり頂けたと思います。

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