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「発光ダイオード(はっこうだいおーど)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集522

■発光ダイオード(はっこうだいおーど)

「発光ダイオード」とは「はっこうだいおーど」と読みます。「発光ダイオード」とは、電圧を加えると緑、赤、青などの光を発する素子のことです。ダイオードには電流を流すと光を放つ物質が含まれており、物質同士を結合したものに電流を流しているので光ります。

各辞書・辞典からの解説

「発光ダイオード」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「発光ダイオード」とは、「半導体のpn接合部に電圧を加えると、緑や赤、青などに発光する素子。燐化ガリウム・ガリウム砒素などの化合物半導体が用いられ、家電製品・自動車の計器の表示などに使用される。LED。」となっています。

(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「発光ダイオード」とは、「適当に組み合わせた二つの半導体の接合体に電流を流すと、接合面から光を発する現象を利用したダイオード。燐化ガリウム・砒化ガリウムなどの化合物半導体が用いられ、家電製品・自動車の計器の表示などに応用される。LED。 」となっています。

意味は「デジタル大辞泉」とほぼ同様です。

(3)「世界大百科事典」より
「世界大百科事典」において「発光ダイオード」とは、以下のような文章で説明がされています。
「LEDともいう。半導体中の電子と正孔対の再結合によって光を放出する固体発光素子。p‐n接合の順方向に電流を加え,p側に電子,n側に正孔を少数キャリアとして注入し,その再結合によって放出されるエネルギーを利用する。小型で堅牢,低電圧,低電流で駆動でき,高輝度で応答性に優れているため,文字や数字あるいは公衆電話電源表示などの表示装置,低速やアナログ光通信用光源,カメラ自動機構や煙感知器などの各種センサー用光源あるいはフォトカプラーとして広く利用されている。」

(1)〜(3)を合わせてみると、リフォーム、リノベーションにおいて「発光ダイオード」とは、「電圧を加えると発光する素子」のことであるとおわかり頂けたと思います。