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「カーテンレールボックス」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集539

■カーテンレールボックス

「カーテンレールボックス」とは、カーテンをスムーズに開閉するためのレールや、カーテンを吊るすためのフックをカバーするために使用する設備のことです。窓枠の上部や天井に取り付けたりするもので、カーテンボックスと呼ばれることもあります。

カーテンレールボックスのメリットは断熱効果です。最近のカーテンには断熱効果が備わったタイプもありますが、カーテンレールの隙間から熱が逃げてしまうという問題があります。カーテンレールボックスを取り付けておけば、天井付近から出ていく熱気を防げます。

カーテンレールボックスのもうひとつのメリットは遮光です。早朝や夕方には、カーテンの天井付近からの日の光が差し込むことがあります。カーテンレールボックスを設置すれば光を遮断できるので、快適な部屋にできるでしょう。

一方で、カーテンレールボックスにはデメリットもあります。天井付近に設置するのでホコリがたまりやすいでしょう。部屋の構造によっては、定期的な清掃が必要です。

カーテンレールボックスには大きく分けて2つのタイプがあります。ひとつは表に出すタイプです。部屋のアクセントとしてカーテンレールボックスを使いたいときに便利です。もうひとつは天井に埋め込むタイプです。表からは見えないので、スッキリとした部屋に見せられるでしょう。天井に埋め込むタイプは、ホコリがたまりにくいというメリットもあります。機能性は同じなので、部屋の雰囲気に合わせて選ぶのがおすすめです。

(参考:カーテン卸館ブログ「カーテンボックスとは?そのメリットとデメリット」)