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「油ワニス(あぶらわにす)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集514

■油ワニス(あぶらわにす)

「油ワニス」は「あぶらわにす」と読みます。「油ワニス」とは樹脂を乾燥油で溶いたワニスのことです。加工樹脂、天然産樹脂、合成樹脂などの樹脂類や乾燥性の脂肪油が主な原料です。光沢がよく透明という特徴を持っています。乾燥油を多く含んだ油ワニスは耐候性や耐水性に優れています。

各辞書・辞典からの解説

「油ワニス」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「油ワニス」とは、「樹脂を乾性油で溶いたワニス。建具などの塗料。油ニス。」となっています。

(2)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「ビーム」とは、「天然樹脂または合成樹脂を乾性油とともに加熱縮合して乾燥剤を加え、テレビン油、石油などでうすめたワニス。建具などの塗料。油ニス。油性ワニス。」となっています。

意味は「デジタル大辞泉」とほぼ同様です。

(1)〜(2)を合わせてみると、リフォーム、リノベーションにおいて「油ワニス」とは、「樹脂を乾燥油で溶いたワニス」のことであるとおわかり頂けたと思います。