誰でもわかるリノベ用語集570
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■シーリングハイ
「シーリングハイ」とは床面から天井までの高さのことです。英語ではCeiling heightと表記するので、CHと呼ばれることもあります。
不動産広告の間取りに記載しており、床の仕上げ面から天井下面までの高さを表記する際にシーリングハイの数値を用います。同じ部屋で高さが異なる場合には、平均の高さで表記します。
シーリングハイの高さは建築基準法によって定められています。建築基準法とは国民の生命、健康、財産の保護の目的のために施工された法律のことで、建築物の敷地、設備、構造用途に関する最低基準を記載しています。
シーリングハイの最低基準は2.1mです。しかし、日本の建物の平均的なシーリングハイは2.4mとなっています。また、最近の住宅では天井を高くする傾向にあり、リビングの天井高が2.7mを超える建物もあります。
シーリングハイが高いことにはメリットとデメリットがあります。メリットは開放感があることです。天井が高いと閉塞感がなくなるので居心地がよくなるでしょう。別のメリットは外からの日の光を取り込みやすいことです。窓が大きいとより多くの光を部屋の中に取り込めるでしょう。
シーリングハイにはデメリットもあります。主なデメリットのひとつは人との距離が遠く感じることです。天井が高いと声が届きにくくなるので、コミュニケーションが難しく感じる場合もあるでしょう。もうひとつのデメリットは部屋が暖まりにくいことです。暖められた空気は天井にたまりやすいので、寒く感じることもあるでしょう。
(参考:住辞苑「シーリングハイ」)
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