普段、何気なく使っている鏡。身支度やお化粧などに欠かせないアイテムです。身近なアイテムだけに、その選び方に迷います。インテリアとしての大きさや、どのような製品を選ぶかも重要なところです。
北欧風の鏡を選ぶ上で大切なのは、たくさんの事例を知り、そして選び方を知っておくことでしょう。たくさんの鏡の中から欲しいものがみつかるように、今回は北欧風の鏡の選び方をご紹介します。
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おしゃれな壁掛け鏡のインテリア
まずは、おしゃれな鏡をご紹介しましょう。
迷っているときは、たくさんの鏡の実例を見るのが一番です。調べているうちに、すてきな製品に巡り会うことみありますし、自身の考えも固まってきます。
ヴィンテージ感のある洗面鏡
少しヴィンテージ感のある化粧鏡が、照明器具とマッチした空間がオシャレです。照明器具にあえてブラケットライトを使うことで、よりヴィンテージ感を出した空間を作っています。
木のフレームがすてきな洗面鏡
木のフレームが、洗面台の木の色とマッチしています。このように色を合わせることで、インテリアの一部として取り入れることができ、オシャレです。
大型の鏡がすてきな洗面化粧台
洗面化粧台に大きな鏡の組み合わせは、最近の北欧テイストで主流のシンプルな作りです。
フレームが細い、大型の姿見
フレームが細い、大型の姿見です。細いフレームが姿見をより大きく見せています。全身を写せるので、身支度に最適です。
丸い形がオシャレな化粧鏡
化粧台に丸い形の鏡がオシャレな化粧鏡です。
選び方のポイント
鏡の選び方のポイントを押さえておきましょう。インテリアや使用目的により、鏡のデザインやサイズに違いがあります。
主に以下の3点を考えて選びます。
- 身支度をする
- お化粧をする
- 洗面所に設置する
1. 身支度をする
身支度に使う鏡は、全身がくまなく映り込めるような大きさの鏡が必要です。いわゆる姿見と呼ばれる製品です。
頭の先からつま先まで、まんべんなく写すには高さ120cm以上、幅45cm以上が理想とされています。
全身を写すには、身長の半分以上の鏡が必要です。あまりギリギリだとかぶり物やつま先が見切れてしまうこともあるので、余裕を持って120cmが理想です。幅も衣類の袖まで広げたときに十分見えるよう45cm以上欲しいところです。
さらに設置位置も大切です。壁に掛けて使うときは、鏡の上部が180cm程度のところに設置します。置いて利用する際は、足つきのものを利用し、立てかけるように使っても良いでしょう。
大きな鏡ですと、鏡自体の厚みも重要になります。なぜなら、薄すぎる鏡は鏡本体にゆがみが出ます。大きな鏡の厚さは5mm程度欲しいところです。
参考:鏡の販売.com「カガミのプロが教える姿見の失敗しないサイズ選び」
2. お化粧をする
お化粧やスキンケアを行う際は、専用の鏡があると細部までしっかりと見ることができます。
お化粧をするだけなら小さなスタンドミラーでも十分です。でも、ヘアセットまで含めると顔から毛先まで見えるような比較的大きな鏡が欲しくなります。
鏡のサイズは大きすぎず、小さすぎず、使う場所に合わせて選びましょう。
そして忘れてはいけないのは、照明器具です。お化粧やヘアセットが自然に見えるよう、専用照明を使っても良いかも知れません。
参考:AXCIS ONLINE「お部屋に合わせたサイズ選びを。鏡・ミラーの選び方」
3. 洗面所の化粧鏡で使う
洗面所で使う化粧鏡は、姿見やスタンドミラーと異なる性能が求められます。
曇り止めがしてあることと、サビを防ぐ耐食処理をしてあるポイントです。
洗面所ではお湯を使います。また、お風呂場に接しているところも多いでしょう。鏡が曇ってしまっては使い物になりません。せっせとタオルで拭いても完璧ではなく、すぐに曇ってしまうこともあります。湯気によるガラス面の曇りを防止する曇り止め、また湿気による腐食を防ぐために耐食性の強い鏡が必要です。
特に曇り止めはガラス面にヒーターを入れたり、表面に特殊コーティングをしたりして、曇りを防ぐ工夫がされている鏡もあります。
洗面所で使う化粧鏡は、曇り止めや耐食処理のしてある製品を選んでみましょう。
まとめ
今回は北欧風の鏡の選び方をご紹介しました。
たくさんある鏡の中から、インテリアにマッチする一つを選ぶことはとても大変です。良い製品を選ぶためには、たくさんの事例を参考にしてすてきな鏡を見つけてください。
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