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「防耐火構造性能評価(ぼうたいかこうぞうせいのうひょうか)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

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■防耐火構造性能評価(ぼうたいかこうぞうせいのうひょうか)

「防耐火構造性能評価」とは、「ぼうたいかこうぞうせいのうひょうか」と読みます。

「防耐火構造性能評価」とは、建築基準法に基づいた建物の性能評価のことです。すべての建物は建築基準法に基づいて建設されており、建築基準法では建物の設計をはじめ防耐火や使用する建材などに細かい規定を設けています。

2000年に施行された建築基準法では、これまでの仕様規定から性能規定に基づいて整理されるようになりました。必要とされる性能は技術的基準として建築基準法施行例として例示されることになりました。このため、告示されている以外の材料や構造については、指定性能評価期間を経て国土交通大臣の個別認定により使用が認められるようになりっています。

防耐火構造については、壁、柱、床、ハリ、屋根、階段を含む耐火構造や準耐火構造、壁や軒裏の防火構造や準防火構造が対象項目となっています。さらに、準耐火建築物と同じような耐火性能を持っている建築物の屋根も対象項目です。

防火設備に関しては、耐火建築物の防火設備、延焼の恐れのある外壁の開口部、特定防火設備などが対象に当てはまります。屋根防火構造については、通常の火災を想定した屋根の構造や、市街地火災を想定した屋根の構造が対象項目です。防火材料には不燃材料、準不燃材料、難燃材料、防火区画を貫通する給排水管などが含まれています。

性能評価を受けるには、はじめに性能評価取得計画の検討や打ち合わせをしなければなりません。その後、申請案の作成や、見積り依頼などを行います。

(参考:一般財団法人建材試験センター「防耐火構造の性能評価対象項目」)

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