誰でもわかるリノベ用語集679
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■化粧合板(けしょうごうばん)
「化粧合板」とは「けしょうごうばん」と読みます。誤った読み方として「けしょうあいばん」と言われることがありますが、正しくありません。
「化粧合板」とは、表面に突板を張り付けたり、塗装の加工を施した合板のことです。主に建築物の内装やインテリアの外装などで使用されます。
「合板」とは、丸い原木を巻紙を伸ばすように薄く切り取った板のことです。木目が交差するように板を合わせてから、接着剤を塗布して積み重ねます。接着剤を使わずに1枚の板として使用する場合は、ベニヤ板と呼びます。
化粧合板は合板の表面にプリント、塗装、化粧紙などを用いて装飾した板のことです。主なメリットとして板の反りを軽減できる、塗装の手間がない、耐水性に優れているなどのが挙げられます。
化粧合板にはさまざまな種類があります。天然木化粧合板とは、合板に天然銘木をスライスした突板を施した化粧合板です。無垢材には価格が高いというデメリットがありますが、天然木化粧合板を使うことで、コストを抑えて無垢材のような木の質感を感じることができるのです。
特殊加工化粧合板とは、カラー塗装や柄のついたプリントを施した化粧合板です。木価格を抑えながらも、さまざまなデザインをインテリアとして取り込めます。
化粧合板を選ぶときにはデザインで選ぶとよいでしょう。木目調や柄入りのものまであり、高級な木材を表面に貼り付けたタイプや、自然な木目調のタイプまであります。部屋の雰囲気に合わせて選ぶことをおすすめします。
(参考:建材ナビ「デザイン豊富でお手入れ簡単!化粧合板の種類と選び方」)
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