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「CLT(シーエルティー)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集616

■CLT(シーエルティー)

「CLT」とは「シーエルティー」と読みます。「CLT」とは「Cross Laminated Timber」の略で、ヨーロッパで開発された木造建造材のことです。板の層をそれぞれの層で直角に交わるように積層接着をしています。一般的な工法と比べると、中層や高層の建築物にも利用できるという利点があります。

各辞書・辞典からの解説

「CLT」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「CLT」とは、「厚みのある製材を木目に直交するように重ねた接着剤で張り合わせた積層材。木材を薄く剝いて張り合わせるべニヤと区別される。強度が高く、断熱性に優れ、従来は考えられなかった多層階の木造建築が可能になった。直交集成板。」となっています。

リフォーム、リノベーションにおいて「CLT」とは、「積層材」のことであるとおわかり頂けたと思います。