6月が始まりましたね。季節が変わりモノの整理をしなきゃと収納が気になっている方いらっしゃると思います。収納というとWICが理想的に思われますが、場合によっては必ずしもベストとは限りません。写真のように扉を開けたら一目で分かるような収納スタイルの方が便利な場合もあります。そのためにも満足する収納リノベーションのためにするべきコトを今回はお届けします。
何を収納するかによって収納の作り方が決まる!そのための準備をしよう
収納をどのように作るかは、その場所をどう使いたいか、何を収納したいのかで異なります。必ずヒアリングをするのですが、その際に「まだ分からない」や「とりあえず普通に棚だけつけといて下さい」という返答がたまに来ます。しかしこの回答は意外に普通なのです。なぜなら普段の生活が忙しく、モノと向き合う時間や把握する時間がないからです。かといってこのまま分かりました。と言って出来上がると当然不満が生まれます。もったいないですよね。出来る限り「分からない」と答え方にはモノを把握することを意識してもらい収納の計画を練っていきます。ここで分かるように、リノベーションしたいなと思ったら、ぜひ「その場所で何がしたいのか」「そこに何があると楽になるのか」「どれだけのモノを持っているのか」事前に把握をして紙に書き出す作業をしておくと、それをベースに収納の作り方を決めていくことが出来ます。棚板一つとっても奥行などで使い勝手が大きく変わるので、ぜひ実行してみましょう。
扉の形状が大事な理由
扉形状は大きく分けて「開き戸」「引き戸」「折れ戸」などがあります。写真は折れ戸を使用しています。折れ戸の良さは両側に開いた時に中身がいっぺんに見渡せることがあげられます。デメリットを言うと折れ戸のたたまれた状態は厚みがあり、その分収納内部の荷物の出し入れがしづらい状態になるので注意が必要です。収納内部に収納するモノ、使用頻度、人が通る導線などを考慮して扉の形状を決めていくと更に使いやすい収納になります。扉の形状も確認しましょう。
まとめ
収納内部にコンセントがあると便利な場合もあります。コードレス掃除機の充電や電動自転車の充電器など場所と用途により異なりますが、そういう計画を立てる面でも最初にお伝えした事前準備は大切になります。ご自身の生活を振り返る時間を作ってみましょう。そして満足する収納リノベーションをぜひ実現させましょう。
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