リビング・ダイニングを広く見せたい。という願望は多くの人がお持ちではないでしょうか。今日はそのために見落としがちなポイントをお伝えしたいと思います。このポイントを抑えると広がりが何倍にも増し、居場所も増えて暮らしが楽しくなるはずです。では見ていきましょう。
広く見せる工夫
家で過ごす時間が増え、ベランダやお庭に目を向ける方もいらっしゃると思います。多くの家がリビング・ダイニングにベランダやお庭が接しています。この外と室内の繋がりを作ることで何倍も広く見えるのですね。さてその具体的な方法をお伝えします。一つ目はベランダやお庭に敷くデッキなどの高さを室内の床の高さに合わせるコトです。高さが揃うことでリビング・ダイニングから床が繋がっているように見え広がりを感じるポイントになります。室内の床の貼り方向に合わせることや、外で使う床の材料の色合いに合わせて室内床も考えるなどより繋がりと広がりを見せるには有効的なポイントです。そしてもう一つ写真のように窓がくもりガラスの場合、透明にすることで窓を閉めていても床との繋がりが途切れないためお勧めです。しかしマンションの場合は規約上、出来ないこともありますので必ずマンションの管理組合等に確認してから進めましょう。
窓周りのカーテンもチェック
窓周りに付けるもので空間の広がりを左右することがあります。窓から見える景色がどんな景色かで変わりますがあまり視線を気にする必要がないのであれば、ウッドブラインドやロールスクリーンなど上げている状態は足元がスッキリします。レースカーテンは必ずつけなくてはいけないと思いがちですが、視線が気になるようなことが無ければ常にしている必要な無いのですね。お客さんの中にもレースカーテンをやめたら庭との繋がりが良く見えるようになりリビングが広く感じると実感された方もいます。もう一度本当に必要かどうか、またカーテン以外の選択肢にも目を向けてみるとさらに外の繋がりをより感じられ室内にいても広がりを感じながら過ごせるきっかけになる場合もあります。ライフスタイルによるので絶対ではありませんが、ぜひリノベーションの際には検討してみると良いと思います。
まとめ
室内と外との繋がりはリビング・ダイニングを広く見せることだけでなく、自然を感じられるきっかけになり心地よく過ごせるポイントのひとつになります。四季を感じられる一番身近な居場所の一つだと思います。ぜひ外空間を有効活用しながら室内からの広がりも楽しみましょう。
事例集ダウンロードはこちら