皆さんは、鏡をどんな理由で選びますか?「見た目が好きだから」「全身が映るから」。鏡にはいろいろなタイプと機能があります。
今回は、ウォールミラーについて、種類や効果、選び方の例を解説します。また、賃貸でもリスクの低い取り付け方もご紹介します。
ウォールミラーとは?そのメリットとデメリット
ウォールミラーとは、壁に取り付ける鏡全般のことを指します。全身を映す姿見から、顔が映る程度のサイズまで様々な種類があります。形状もバリエーション豊富なアイテムです。
ウォールミラーのメリット
ウォールミラーは、壁を利用するので、部屋を広く使えるというメリットがあります。限られたスペースでも活用しやすく、部屋を広く見せる効果もあります。さらに、光の反射で部屋を明るく感じさせるという効果も期待できます。(岡本鏡店 上手な鏡 ミラーの選び方)
ウォールミラーのデメリット
ウォールミラーは、壁に取り付ける手間がかかります。姿見の場合、サイズや位置の問題でうまく映らないことあったり、一般的に大きいサイズであるため、業者での取り付けを必要とする場合があります。
では、実際にウォールミラーを選ぶ場合、どんなポイントに気を付ければうまく効果を引き出せるのでしょうか?次はその例をお伝えします。(岡本鏡店 上手な鏡 ミラーの選び方)
ウォールミラーの選び方、4つのポイント
ウォールミラーは種類も用途も様々です。ここでは、4つの目的別に選び方の例をご紹介します。
1.姿見として使いたい
一般的には、縦が120cm、横が45cm以上あれば良く、取り付ける高さは、鏡の上端が床から180cmになる高さが推奨されています。
ただ、実際の見え方については、店頭で距離や見え方を確認したり、専門の業者に取り付けを依頼したほうがよいでしょう。
2.化粧鏡として使いたい
化粧鏡は、明るいライト付きや、角度、高さが調整できるものが便利ですが、ウォールミラーの場合、取り付けた後に角度や高さを調整することは、基本的に困難です。スペースを取らずに済む利点はありますが、卓上の化粧鏡と比べて機能が制限されます。
3.部屋を広く見せたい
ウォールミラーを使って、あたかもその先にも空間があるように見せる方法です。鏡の前に物を置かないことで、その効果はより大きくなります。小さい鏡を複数並べることで、そこに窓があるように見せる方法もあります。
4.部屋を明るく見せたい
ウォールミラーに光を当てることで、部屋が明るく感じる効果を狙うことができます。鏡の位置を照明や窓の光が映るような場所にすることで、より高い効果が期待できるでしょう。
いろいろな取り付け方法。賃貸の場合はどうするの?
ウォールミラーの取り付け方法は、金具等に引っかける方法と、壁に貼り付ける方法があります。
・金具等に引っかける
ネジやピンなどで壁にフック状のパーツを取り付けて、ウォールミラーを引っかける方法です。フックの耐荷重を超えないよう気を付ける必要があります。
・壁に貼り付ける
軽いウォールミラーなら、接着剤や両面テープで貼り付けることも可能ですが、重いものでは、ミラーマットとミラーボンドを使って貼り付ける方法が推奨されています。さらにしっかりと設置するために、壁紙を剥がす場合もあります。
どんな取り付け方でも、大きく重いウォールミラーの場合には、強力な固定が必要となります。また、取り付け中に落として割れる可能性もあるので、業者に頼むとより安全です。
賃貸の場合は、壁のキズを最小限にするために、細いピンで留める金具や、ホチキスの針で固定する道具が販売されています。
木材を縦に突っ張り棒のように固定し、その木材に対して、ネジや強力な接着剤を使用することもできるでしょう。
賃貸の場合は、入居時の契約内容の確認や事前の管理会社や大家さんへの相談をおすすめします。
テーマ別、おすすめウォールミラー
ウォールミラーの特徴の1つは、そのバリエーションの多さです。ここでは、テーマ別におすすめのウォールミラーをご紹介します。
・アンティーク調
Alex Home Decor BIGウォールミラー
高さ125cmのアンティークミラー。部屋を広く見せる効果も期待できそうです。
・お手頃価格
IKEA SORLI ソールリ
4ピースで490円。比較的安価であるだけでなく、いろいろな使い方ができそうなのも◎。
・飛散防止加工
ニトリ ウォールミラー ルコ 飛散防止加工
うっかり割ってしまった場合でも、破片が飛び散らないという加工がされたもの。安全性を求める方におすすめです。
まとめ
壁を有効活用するウォールミラーには、様々なタイプがあることを知って頂けたかと思います。事前にチェックすると良いポイントや取り付け方法も様々で、業者へ依頼をしたほうが良い場合もあります。
お気に入りのウォールミラーを見つけるために、ぜひこの知識をご活用ください。