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あったらいいな!リビングの壁面収納に欲しい3つの機能

リビングの壁面収納を決める際に、見た目や値段で選んでいませんか?

なんとなくテレビとAV機器、身の回りの本、後はなりゆきで…といった具合に壁面収納を導入してしまうと、後になって「こんな機能が欲しかった!」「本当に収納したいものが入らない!」などの不満が出てきてしまうことも。
だからと言って、壁面収納をカンタンに買い換えるわけにはいきませんね。

そこで今回は、壁面収納に便利な機能を3つご紹介します。システム家具の購入やオーダーで家具を造作するときの参考になりますよ。

リビング壁面収納に「机」をプラス

在宅ワークの広まりで、書斎の需要が高まっています。とはいえリビングに机を置いてしまうと、スペースの余裕がなくなってしまうのは悩ましいところです。ならばリビングに机の機能がある壁面収納を導入するのはいかがでしょうか。需要が高いせいか、収納式の机付き壁面収納は、結構な数が販売されています。

次は壁面収納に机をプラスする、メリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット・資料もまとめて収納できる

壁面収納の一部に机が付いているのですから、机に向かうと手が届く範囲全てが収納スペースです。大量の資料が必要な仕事でも、それらを難なく収納しておくことができます。

メリット・リビング学習にも対応できる

在宅ワークが広がる以前から、注目を集めていたのがリビング学習です。「東大生の83%が親の目が届くリビングで勉強していた」と書かれた本が、話題になったこともありました。机付き壁面収納は、在宅ワーク以外にリビング学習にも対応することができます。

参考:「東大脳の育て方」瀧 靖之, 主婦の友社

デメリット・机の分だけ収納力がダウン

机付き壁面収納には机を収納するスペースが必要ですから、その分だけ収納力がダウンします。机を使う必要がなくなると、デッドスペースになることも考えられます。

デメリット・作業の中断がしづらい

収納式の机ですから、机に物を広げたまま作業の中断がしづらくなります。整理整頓の良い習慣が付きそうですが、机の出し入れは面倒に感じることも。

リビング壁面収納に「背の高い棚」をプラス

リビングの壁面収納にしまっておくと便利なものとして、スティック型の掃除機をあげることができるでしょう。ホコリやゴミが気になったらすぐに収納から取り出して、キレイに掃除することができます。

ただ、掃除機を収納できるような背の高い棚のある壁面収納は意外と少なく、せっかくの壁面収納の隣に立て掛けざるを得なかったりするものです。

メリット・意外と多い?背の高いグッズ

スティック掃除機以外にもモップや素振用のゴルフクラブなど、リビングには背の高いものが意外とあるものです。それらをまとめて収納しておける背の高い棚があるのは、大きなメリットといえるでしょう。

デメリット・当てが外れたらデッドスペースになるかも?

スティック掃除機用がしまえるという理由で壁面収納を購入しても、肝心のスティック掃除機を使わなくなってしまったら、背の高い棚はデッドスペースになってしまうかもしれません。

壁面収納を購入する際には、何を収納するかをあらかじめ考えておくことが大切ですが、収納する物が変わっていっても対応できるよう、棚板が追加できるようになっているかなどを確認しておきましょう。

リビング壁面収納裏に「収納」をプラス

あったらいいな!と思える3つ目は、少々裏ワザ的です。広いリビングがある方やオーダーでリビング壁面収納を造ろうとしている方限定ですが、壁面収納の裏側にも収納があるのは非常に便利です。

もう少しくわしくご説明すると、壁面収納の横に裏側にまわれる通路を設け、できた空間全てを収納にしてしまうのです。

メリット・何にでも使える巨大収納が完成する

パントリーやウォークスルークローゼット、書斎スペースなど使い道はもちろん自由。とっさの来客時にもあわてることがない、巨大な収納空間が完成します。

デメリット・オーダー以外に実現方法がない

壁面収納の裏側を収納にするのは優れたアイデアですが、リビングが狭くなる以外にも致命的なデメリットがあります。それは既製品では実現できずに、完全オーダーになってしまうこと。結構なコストがかかってしまうでしょう。

まとめ

最後にお話しした例はハードルが少々高いとはいえ、机と背の高い収納はリビングの壁面収納にあると便利なものですし、これらが備わった既製品もチラホラと見かけます。

見た目や値段を優先して壁面収納を選ぶのもよいですが、机や背の高い収納以外にも絶対に欲しい機能は何かを考えて選ぶことで、後悔のない家具選びにつながるでしょう。

加えてご紹介したいのが、これ!という既製品が見つからなかったらオーダーすることです。壁面収納裏の収納ではないですが、素材にこだわったりしなければオーダー家具は想像ほど高くはないことも。高額な既製品と変わらない値段でできてしまうかもしれません。