誰でもわかるリノベ用語集192
■輸入住宅
「輸入住宅」とは、住宅の部材を外国から輸入し、外国仕様で建設、販売されている住宅のことです。資材などは輸入しますが、建築は国内で行います。ヨーロッパスタイルや北欧、南欧スタイルなど地域による特徴を活かしたさまざまな種類があります。
各辞書・辞典からの解説
「輸入住宅」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「ブリタニカ国際大百科事典」より
「ブリタニカ国際大百科事典」において「輸入住宅」とは、「住宅の部材を外国から輸入し、外国仕様で建設、販売されている住宅」のことであると説明されています。「天然木材を使い、天井が高く、二重窓がある欧米式の住宅で、断熱性や遮音性」に優れているのが特徴です。
(2)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「輸入住宅」とは、以下のような文章で説明がされています。
「海外の設計思想に基づいて、海外の工法で輸入部材をたくさん使って建てられた家の事を指す場合が多い。部材の輸入先はカナダ、アメリカなどの北米が最も多く、スウェーデンやフィンランドなどの北欧が次に続く。工法は、2×4工法や2×6工法、木質パネル工法など、面で構造を支える工法を採用している事が多い。」
(1)、(2)を合わせてみると、「輸入住宅」とは、「住宅の部材を外国から輸入し、外国仕様で建設、販売されている住宅」のことであるとおわかり頂けたと思います。