誰でもわかるリノベ用語集188
■螺旋階段
「螺旋階段」とは、中心軸の周囲に螺旋状にとりつけられた階段のことです。狭い空間を利用できたり、デザイン性に富んだ階段をつくることができるのが魅力です。
各辞書・辞典からの解説
「螺旋階段」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「螺旋階段」とは、「中心軸の周囲に螺旋状にとりつけられた階段」のことであると説明されています。西洋建築に多く見られるものです。
(2)「ブリタニカ国際大百科事典」より
「ブリタニカ国際大百科事典」において「螺旋階段」とは建築用語のひとつで、「1つの軸の周囲をめぐりながら,上昇する階段」のことです。「狭い空間を利用して上階に登ることができる」のが特徴で、塔式の建築によく要られます。「2つの同じ向きに回る階段を 180度位相をずらして組合せたものを二重螺旋階段」といいます。
(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「螺旋階段」とは、以下のような文章で説明がされています。
「回転形の階段を指す。上部からみると円形になっており、中心の柱の回りを回転しながら上昇あるいは下降する構造の階段。通常の階段よりも、幅や奥行きを必要としない事や、デザイン性に優れている事、それらを総合して機能的でもあることから、現代建築に多く用いられている。」
(1)〜(3)を合わせてみると、「螺旋階段」とは、「中心軸の周囲に螺旋状にとりつけられた階段」のことであるとおわかり頂けたと思います。