誰でもわかるリノベ用語集182
■棚板
「棚板」とは、板それ自体のことも意味しますが、リフォーム、リノベーションにおいては「収納物を乗せるために横に渡す板」のことです。
棚板を使って、DIYなどで収納スペースを簡単に設置できることもありますが、耐荷重なども加味して水平にきっちりと取り付けるためにはプロに頼むのが良いでしょう。
棚板は壁などに直接設置するのではなく、棚受金物や棚受けブラケットと呼ばれる建築金物と合わせて使用することで設置します。種類によって耐荷重が違うので、自分で使用する場合には注意が必要です。
各辞書・辞典からの解説
「棚板」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「棚板」とは、1つ目の意味が「棚にする板」、2つ目の意味が「茶の湯の棚物の段状になる板」、3つ目の意味が「 船棚に使う板」となっています。
(2)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「棚板」とは「棚内で垂直方向の空間を仕切り、また収容物を載せる為に横に渡す板」のことであると説明されています。
(3)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「棚板」とは、1つ目の意味として「棚に用いる平らな板」、2つ目の意味として「 特に茶席で用いる道具を置く棚物(たなもの)の段状になる板をさしていう」、3つ目の意味として「棚に同じ」となっています。
(1)〜(3)を合わせてみると、「棚板」とは、「収納物を乗せるために横に渡す板」のことであるとおわかり頂けたと思います。