誰でもわかるリノベ用語集053
■アトリエ
「アトリエ」とは、写真家、画家、彫刻家など芸術家などの仕事場のことです。他に、画室、工房などの言い方もします。ほかにも、師匠と弟子からなる芸術家の集団のことや、写真を撮影する部屋のことも「アトリエ」と言います。
各辞書・辞典からの解説
「アトリエ」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「日本大百科全書」より
「日本大百科全書」において「アトリエ」とは、一般的に「画家、彫刻家、工芸家など美術家の仕事場」のことをさし、画室、工房、スタジオなどと同義であると説明されています。「木片の堆積(たいせき)を意味する語から転じて「大工、木工の仕事場」をさすようになった」と言われています。
(2)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「アトリエ」とは、1つ目の意味が「画家・彫刻家などの仕事部屋、画室、工房、スタジオ」のことであると説明されています。2つ目の意味が「師匠とその弟子たちからなる芸術家の集団」、3つ目の意味が「写真を撮影する部屋」となっています。
意味は「日本大百科全書」とほぼ同様で、2つ目、3つ目の意味は事実上補足説明を成しています。
(3)「精選版 日本国語大辞典」より
「精選版 日本国語大辞典」において「アトリエ」とは、「画家、彫刻家、工芸家、写真家などの仕事場」であると説明されています。
(1)〜(3)と合わせてみると、言い方こそ異なれど「アトリエ」とは「画家、彫刻家、工芸家など美術家の仕事場」のことであると説明されています。