誰でもわかるリノベ用語集046
■無垢材
「無垢材」とは使用する形状で丸太から切り出した木材のことです。接着剤などを使用しない分、割れやひびが入る可能性が高いですが、自然の風合いや湿度調整ができることから注目されている木材のひとつです。
各辞書・辞典からの解説
「無垢材」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「無垢材」とは、「合板や集成材ではなく、使用する形状で丸太から切り出した木材」のことであると説明されています。特徴としては「割れやひびなどが入りやすい」というデメリットもありますが、「天然木本来の風合いを持ち、室内の湿度を調整する働き」がある点はメリットです。
(2)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「無垢材」とは、「一本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出したもの」です。さらに、「風合いという面で魅力があり、化学物質を含まない自然素材」として注目を集めています。他にも「一番の特長として調湿作用があり、湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度を一定に保とうとするため、『縮む』『膨らむ』という性質」を持っています。
(3)「農林水産関係用語集」より
「農林水産関係用語集」において「無垢材」とは、「接着剤を使わず製材品としてそのまま利用する木材」であると説明されています。
(1)〜(3)と合わせてみると、「無垢材」とは「使用する形状で丸太から切り出した木材」であり、「接着剤などを使用しない分、ひび割れなどの可能性」がありますが、一方で「自然的な風合いと湿度調整ができる」というメリットがあります。