誰でもわかるリノベ用語集020
■サーキュレーター
「サーキュレーター」とは、室内の空気を調節し、循環させるための器具のことです。直進性の高い風を発生させるもので、対流式のガス、電気ストーブのことを指すこともあります。
「サーキュレーター」を使用するのは、特定の室内において温度差のある空気を循環させることで温度を均一に保つためです。室内の温度が均等になることで空調の温度を極端にあげたり、下げたりする必要がなくなり、節約にもつながります。
各辞書・辞典からの解説
「サーキュレーター」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「サーキュレーター」とは、「空気・液体などの循環装置」であると説明されています。
(2)「精選版 日本語大辞典」より
「精選版 日本語大辞典」において「サーキュレーター」とは、1つ目の意味に「空気調節などの循環器」とあり、2つ目の意味に「対流式のガス、電気ストーブ」のことであると說明があります。
意味は(1)「デジタル大辞泉」とほぼ同様です。
(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「サーキュレーター」とは、以下のような文章で説明がされています。
「室内の温度差のある空気を強制的に循環・対流させて室内の温度を均一にする機器。一般に天井にファンを取り付けたり、壁上部に機器を取り付けて運転することが多い。」
(1)(2)と合わせてみると、「サーキュレーター」とは「空気などを循環させる装置」であり、その目的は(3)にあるように「温度差のある室内の空気を循環、対流させることで均一にする」ためであることがわかります。