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珪藻土グッズの捨て方とは?捨てる前に別の使い道も

お風呂の足ふきマットやコースター、水切りマットなど、珪藻土を使ったアイテムは数多く販売されています。使っているうちに割れたり汚れたりして捨てたい場合、何ごみとして捨てるのでしょうか。

こちらでは、珪藻土グッズの捨て方や注意点についてご紹介します。また、珪藻土には多くのメリットがあります。これらのメリットを活かして、ごみにしてしまう前に試してみたい別の使い方についてもみていきましょう。

 

珪藻土グッズの捨て方

珪藻土グッズは、使っているうちにカビが生えたり汚れが付いたりすることがあります。また、水分を吸収しにくくなったり、落として割ってしまったりすることもあるでしょう。不要になった珪藻土グッズはどのように捨てるのでしょうか。

珪藻土は何ごみ?

一般的には陶器類、もしくは不燃ごみとして出すことが多いです。自治体などによって決められたごみ袋がある場合は、割るなどして小さくして袋に入れたり、あるいは、粗大ごみとして扱う自治体もあるかもしれません。いずれにしても、それぞれの自治体の珪藻土の処分について確認しましょう。

珪藻土を捨てる際の注意点

珪藻土とは何?その特徴とは

珪藻土は、その特徴を活かして様々な生活用品に使われています。また、家などの内壁にも使われることがあります。

珪藻土は、海や湖などのプランクトンの化石が堆積してつくられたものです。自然素材であり、有害物質を含みません。珪藻土の特徴には以下のようなものがあります。

 

吸水性がある

珪藻土には水分をよく吸収するという特徴があります。珪藻土を使ったお風呂の足ふきマットや、食器などを乾かす水切りマット、コースター、歯ブラシスタンドなどは、この特徴を上手に利用しています。

 

速乾性がある

吸水性がある珪藻土ですが、濡れたあとにすぐに乾くという特徴もあります。足ふきマットや水切りマットなどは、濡れたまま置いておくとカビや汚れの原因になることもあるため、比較的すぐに乾くのはうれしいメリットでしょう。

 

調湿性を持つ

珪藻土は、湿度をコントロールする性質を持ちます。例えば内壁に珪藻土を使用すると、梅雨などのジメジメしているときには湿気を吸収し、部屋の中の湿度を快適に保ってくれます。また、珪藻土を使ったスプーンを湿気で固まってしまう粉ものの容器に入れておくと、粉がさらさらの状態で保管できます。調理の際はそのままスプーンとして使える便利なアイテムです。

 

耐火性がある

珪藻土は、昔から七輪などに使われるほど、耐火性があります。耐火性を活かして、レンガなどに使われることもあります。

 

消臭機能を持つ

嫌な臭いを吸収してくれる、消臭機能も持ちます。湿気だけでなく臭いも吸収してくれるため、置くタイプの消臭剤など、この特徴を活かした様々なグッズが販売されています。

 

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珪藻土グッズの他の使い方

珪藻土には多くのメリットがあることが分かりました。珪藻土の足ふきマットや水切りマットなどが割れたり使わなくなったりした場合、ごみにしてしまう前に他の使い方を試してみませんか。こちらでは、珪藻土の特徴を活かした再利用方法についてご紹介します。

 

除湿剤として使う

使わなくなった珪藻土グッズを小さく割り、きんちゃく袋に入れたり布でくるんだりします。湿気がたまりがちなクローゼットの中に吊るしたり、トイレに置いたりして湿気を吸い取ってもらいましょう。

 

消臭剤として使う

除湿剤と同じく、小さく割った珪藻土を布で包んだり袋に入れたりします。臭いが気になる靴箱の中はもちろん、靴の中に直接入れたり、生ごみなどのごみ箱に入れたりして、消臭剤として活用できます。

 

コースターや石けん置きとして使う

珪藻土を好みの大きさにカットして、触ってケガをしないようにヤスリをかけてなめらかにします。コースターや、洗面台の石けん置きなどに活用しましょう。珪藻土の吸水性と速乾性を活かした使い方です。

 

 

まとめ

様々な生活用品や便利グッズに使われている珪藻土を捨てる場合、一般的には陶器類や不燃ごみなどですが、自治体によって扱いが異なるため、確認して正しい方法で捨てましょう。

珪藻土は吸水性や速乾性、調湿性、消臭機能などのうれしいメリットがあります。それらの特徴を活かして、捨てる前に除湿剤や消臭剤、コースターなどに活用してみてはいかがでしょうか。