キッチン周りの一大事といえばカップボードの収納です。理由はモノが多く、ごちゃついてしまうからです。リノベーションを機会にカップボードも新しくして、スッキリさせようというのは自然な発想でしょう。しかしその前に、考えなくてはいけないことがいくつかあります。
ここではカップボードを新調する前にすべきことと、新調するときに考えることの2つを取り上げます。カップボード収納のアイデアについても触れますので、ぜひ最後まで目を通してください。
収納を考える前にカップボード周りですべきこと
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カップボード収納を考える前に、まずはモノを減らしましょう。いつか使うであろうものや使っていないもの、使う機会がないものは処分しましょう。これは「人生がときめく片づけの魔法」や「新・片づけ術 断捨離」など、整理整頓をテーマにした書籍に通じて書かれていることです。
そしてモノが減ったら、次に心がけることはモノを増やさないことです。また食器を購入するなら和洋食の両方で使えるものにするとか、色柄が入ったものは避けるといったルールを決めておくことも、モノを増やさなくするのに役立ちます。
カップボードは「隠す」と「見せる」でメリハリ収納
カップボードにはハイタイプ、ロータイプの2種類がありますが、ロータイプをおすすめします。なぜなら、圧迫感がなく、カップボード上部の活用ができるからです。カップボードを隠す収納と考え、上部を見せる収納と考えます。
そして上部は手持ちの食器類に応じて、収納を造り付けましょう。おしゃれさを優先するなら造作棚がよいでしょうし、ひっかけるなど多目的に使うなら、有孔ボードがよいでしょう。
造作棚の良し悪しはブラケットで決まる
ブラケットとは、造作棚を支えるパーツのことなのですが、単なる金具にとどまらない存在感があるものです。デザインや素材も色々そろっています。
有孔ボードのかわりにエキスパンドメタル(カンチェッタ)
有孔ボードとは学校の音楽室の壁などに使われている、多数の穴が開けられた合板のことです。フックを使えばものをつるしておけますし、ブランケットも差し込むことができるので棚を取り付けることもできます。
使い込んだ色合いのヴィンテージタイプも登場しているのですが、もっと凝ったものがお好みならば、カンチェッタとも呼ばれる「エキスパンドメタル」がおすすめです。金属製のメッシュパネルであるエキスパンドメタルは、インダストリアル系のインテリアにマッチします。
カップボード収納のアイデアは「Instagram」や「Pintarest」を参考に
モノを減らして使いやすいカップボードを新調したならば、あとは具体的な収納のアイデアを参考にするだけです。InstagramやPintarestはアイデアの宝庫、写真がメインで分かりやすいですから、一度「#カップボード収納」で検索してみましょう。
収納グッズは同じところで一気にそろえましょう
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カップボードをしつらえたり、整理整頓を思いついたなら、次は収納グッズの購入ですが、見栄えの良いカップボード収納には共通点があります。それは収納グッズがきれいにそろっていること、100円ショップや無印良品など同じショップで、同じシリーズのものを用いていますから、質感やサイズがそろっており見た目が美しいのです。
カップボード周りの整理整頓には、収納グッズだけでも一気に購入してそろえてしまうとよいでしょう。
お皿の収納にも一工夫
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お皿のような平たいものは重ねるのではなく、立てるのが収納のコツです。写真のアイデアが優れているのは、通常のお皿立てではなく、間仕切りやファイルスタンドを使っているところです。ディッシュスタンドの名前で販売されているものより省スペースとなっています。
立てるのではなくナナメに収納
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長さのあるカトラリーは立てて収納するのが基本ですが、高さのある収納に余裕がない場合に使えるアイデアです。100円ショップで販売の、筆記用具を収納するラックを利用しています。
まとめ
上手く収納するには、カップボードが使いやすいことや、収納のノウハウも大切ですが、それ以上に大切なことは、モノを捨てること、増やさないことです。そして、モノが少ないという環境にあって、カップボードがいきてくるので、おしゃれなキッチン周りも実現します。
カップボードの新調も良いですが、まずはモノを整理するところから始めてみましょう。