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「気硬性セメント(きこうせいせめんと)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集506

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■気硬性セメント(きこうせいせめんと)

気硬性セメントとは空気中で硬化が進み、水中では硬化しない性質を持ったセメントのことです。

セメントとはモルタルやコンクリートの原料になる粉のことで、アスファルトや石灰などを焼き固めてから砕いて製造します。主な原料として石灰石、粘土、ケイ石、石膏などがあります。

セメントの期限は古く、イスラエルのイスタフから発見された9,000年前の住居と床と壁から出現したものがセメントのはじまりと言われています。一般に使用されているセメントは、水と反応して硬化する物質が含まれています。しかし、消石灰や焼き石膏のように空気中で硬化するセメントもあります。これらのセメントのことを気硬性セメントと言います。

セメントにはさまざまな種類があり、用途もそれぞれ異なります。気硬性セメント以外にも以下のような特殊セメントがあります。

アルミニウムの原料であるボーキサイトと石灰石から作られたセメントはアルミナセメント呼ばれており、緊急工事や寒冷地での工事に適しています。

超速硬セメントとは制御材という物質を加えたセメントで、硬化までの時間を速めるという特徴があります。主に緊急工事やトンネルの工事で使われるセメントです。

ダムや港湾の工事ではフライアッシュセメントが使われています。フライアッシュに含まれる二酸化ケイ素と、セメントに含まれる水酸化カルシウムが反応してケイ酸カルシウム水和物を生成したセメントです。通常のセメントよりも耐久性に優れているという特徴があります。

(参考:一般社団法人日本セメント協会「セメントの種類」)

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