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「カップリング水栓(かっぷりんぐすいせん)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集474

■カップリング水栓(かっぷりんぐすいせん)

「カップリング水栓」とは「かっぷりんぐすいせん」と読みます。「カップリング水栓」とは水栓の一種のことです。吐水口の下にハンドルが付いているタイプの水栓で、ホースを取り付けるためのカップリングが付いています。洗濯機などに取り付けるときには、給水ホースをカチッとつなげるだけで簡単に使えます。

水栓とは開閉操作を行う給水設備の出口部分の総称です。上水道などでは水道水を運搬する際の出口部分に付いており、水の流れを自由に調整する役割を持っています。一方で水道には川や湖などの自然の水を引き込んで、飲用水や使用水として利用するための施設や管を指しています。水栓では上水道の水を指していますが、水道では下水道にも当てはまるのです。

そのため、水道は飲み水を手に入れるための設備ですが、水性は水道の一部を構成している栓や弁のみを意味しています。

水栓には大きく分けて淡水線と混合栓の2種類があります。単水栓とは水かお湯のどちらか一方だけを吐水口から出す水栓のことです。吐水と止水という水の出し止めの機能だけを備えたシンプルな構造です。カップリング水栓も単水栓のカテゴリーに入ります。

一方で混合水栓とは1つの吐水口に対して水とお湯の両方が使える水栓のことです。洗面台やキッチンなどに取り付けられていることが多いでしょう。

混合水栓にはハンドルが2つ付いた2ハンドル混合水栓や、1つのハンドルで水とお湯を調整するシングルレバー混合水栓などがあります。

・参考:カク調「基本知識」