土間は屋内において土足で歩けるスペースですが、最近の新築や住宅リフォームにおいても注目されています。玄関横に土間を設置することで家の入口が広々と使えるようにほか、家全体が広く感じられる効果も期待できます。また、便利な収納場所として使えることも土間の大きな魅力です。
最近注目されている土間ですが、収納場所としてもできればおしゃれに仕上げたいものです。特に玄関横におしゃれな土間があれば、来客からの第一印象アップも期待できそうです。
初めて土間を設置する場合には、土間をどのようにデザインすればいいのか、なかなかイメージがつかめないものです。そこでこの記事では実際のリフォーム事例をもとに、スタイリッシュな土間空間についてご紹介します。
ブルックリンスタイルの土間空間
ご自慢の愛用自転車2台の収納場所に活用したい！として実現した土間が写真の事例です。自転車2台分に加え、ギアなどのメンテナンススペースも確保した、おしゃれでありながらも実用的な土間に仕上がっています。
ブルックリンスタイルを思わせるようなレンガ造りの壁が、コンクリートの天井や壁、床と見事に調和してモダンな空間を作り上げています。天井にはダクトレールを張り巡らせ、スポットライトを取り付けてフレキシブルな照明に仕上げているのも、スマートに見えるポイントです。
壁には身だしなみを整えるための全身ミラーを張ることで、土間が一段と広く見えるようになります。
空間を邪魔しないビルトイン型の収納棚も土間リフォームのポイントとして注目したいですね。
自由に書き込めるブラックボードを設置することで、さらにフレキシブルさが伝わってきます。
事例：Brooklyn Style〜大好きな自転車と暮らす家
木の温もりが暖かく出迎えてくれる土間
こちらの事例ではL字型の間取りに木材を多用しており、木材とコンクリートが見事に調和した土間デザインの事例です。シンプルでありながら、木の素材感を活かしたモダンな造りは高級感さえ漂いますね。
玄関と一体化させた土間の広さは何と3.2畳。手前に自転車を置いてもスペースに十分余裕が感じられます。連続したスペースに靴置きとクローゼットを設けることで、奥行きを感じる空間に仕上がっていますね。
土間から直接サニタリールームに繋がっているのも特徴的です。来客の際に、お客様がゆったりしたスペースで靴を脱いだり、サニタリールームでお化粧直しをしたりとするところも想像できそうです。
木のデスクには、観葉植物などちょっとしたインテリアを飾ることで、さらに気持ちのいい空間に仕上がりますね。
天井には壁色と合わせたダクトレール照明を採用し、部屋全体を明るく照らせる工夫がされています。最近では土間でも固定式の照明ではなく、ダクトレールを用いたフレキシブルな照明を採用するパターンが多いようです。
事例：素材が主張する住まい。
ポップな壁紙使いで、オリジナルな空間を演出する土間スタイル
壁のデザインが特徴的なこちらの事例では、長方形の家に合わせた縦に長い土間の造りになっています。リフォーム前は狭かった玄関も、広々とくつろげる空間に仕上がりました。シンプルでありながら、どこかノスタルジックな印象の土間になっています。
土間の先には全身ミラーを設けることで、身だしなみを整えられるとともに横にも広さが感じられる仕様にしています。玄関＋土間全体に収納棚を張ることで、フレキシブルに収納できるのもミソですね！これならお子様がどこに靴を置いてもかさばったり散らかったりすることはないでしょう。
おしゃれな縦長土間のお手本として参考にしたい事例です。
事例：シンプルで暖かい暮らし
まとめ
土間は新築や住宅リフォームにおいて新たな収納場所としても注目されています。
特に玄関隣に設置する土間は、来客にも家の第一印象を与えることからおしゃれにしたいものです。
実際のリフォーム事例をもとに、おしゃれな土間空間を検討してみるのもいいかもしれませんね。
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