ニューヨーク市のブルックリン地区をモチーフにしたブルックリンスタイル。古いレンガやコンクリートを取り入れた個性的なデザインが特徴と言われます。近頃では、日本でもブルックリンスタイルを取り入れる方が増えているようです。
そこで今回の記事では、洗面所にブルックリンスタイルを取り入れるための方法について紹介します。事例も紹介していますので、ブルックリンスタイルに興味のある方は参考にしてください。
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ブルックリンスタイルを取り入れる前に押さえておきたいポイント
洗面所は手や顔を洗うだけではなく、歯磨きをしたり、髪をセットしたりする際にも使います。家族全員が毎日使用するので、デザインだけではなく機能性にもこだわりましょう。ここでは、ブルックリンスタイルを取り入れる前に押さえておきたいポイントを紹介します。
収納スペースを決めておく
洗面所にはタオル、洗顔道具、歯ブラシ、洗剤、清掃道具、ドライヤー、ヘアアイロンなどを保管します。収納スペースが不足していると、洗面台の上に山積みになる可能性もあるでしょう。スッキリとした印象を与えるためにも、レイアウトを考える段階で収納場所を決めておくのが重要とされます。
収納方法には引き出し、引き戸、スライドドアなどがあります。タオルや歯ブラシなどについては、吊す収納もおすすめです。ジャンルごとに保管する場所を決めておきましょう。
コンセントの位置に注意する
洗面所ではドライヤーやヘアアイロンを使用するので、コンセントの位置に合わせて洗面台を収納棚を配置しましょう。コンセントの位置を変えるのは難しいので、前もって決めておくとよいでしょう。
洗面台のタイプを決める
洗面台の交換を予定している場合には、洗面台のタイプを慎重に決めましょう。洗面台には洗面台、洗面化粧台、カウンターの3種類のタイプがあります。洗面台とは洗面ボウル、鏡、水栓がセットになったタイプのことです。
洗面化粧台とは、洗面台に収納スペースや小物置き場を設置したタイプのことです。カウンタータイプとは洗面ボウル、水栓、鏡などが独立しているタイプのことです。
洗面台の交換を予定している場合には、予算や目的を加味しながら好みのタイプを選ぶとよいでしょう。
ブルックリンスタイルを取り入れるときに押さえておきたいポイント
ブルックリンスタイルに近づけるには、テーマカラーや使用する素材を慎重に選びましょう。ここでは、ブルックリンスタイルを取り入れるときに押さえておきたいポイントを紹介します。
テーマカラーを決める
おしゃれで居心地のよい空間にするために、まずはテーマカラーを意識しましょう。テーマカラーは取り入れるスタイルによって異なります。
北欧スタイルの場合は白やベージュ、地中海スタイルなら白と水色が一般的な組み合わせと言われます。ブルックリンスタイルを取り入れるときもテーマカラーを決めておくと、部屋全体に統一感も生まれます。
ブルックリンスタイルの主なテーマカラーとして、白系とグレー系の2種類があります。清潔感や明るさを際立たせたい方は、白系がおすすめです。壁面を白系でまとめれば、インテリアや照明の質感を強調できるでしょう。
一方、上質な雰囲気を作り出したい方はグレー系がおすすめです。ブラウンや明るいグレーをアクセントに使うことで、シャープな印象も与えられるでしょう。
他にもリラックスした印象を与えるベージュ系、洗練されたイメージを持たせる青系、温もりを感じられるブラウン系などがあります。好みに合わせてテーマカラーを決めましょう。
素材を決める
ブルックリンスタイルを取り入れるときには、使用する素材も意識しましょう。ブルックリンスタイルでは古材、レンガ、コンクリート、金属、タイルなどを使います。洗面所をアレンジする際には、ブルックリンスタイルでよく見られるサブウェイタイルを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
サブウェイタイルとは、ニューヨークの地下鉄のホームで使われていた長方形のタイルのことです。白を基調としたシンプルなデザインで、スタイリッシュな印象も与えられます。
ブルックリンスタイルの洗面所の例
最後にブルックリンスタイルの洗面所の例を紹介します。洗面所のリフォームや模様替えをする際の参考にしてください。
タイルを利用しておしゃれな空間にする
1つ目はサブウェイタイルを用いたブルックリンスタイルです。大きな鏡の脇には木材で作られた棚を設置しています。白とグレーをバランスよく組み合わせており、おしゃれな空間にアレンジされています。
木材を使って温かみのある雰囲気にする
2つ目は木材を用いたブルックリンスタイルです。木製の枠や棚を使用しており、温かみのある雰囲気を作り出しています。収納スペースも多いので、スッキリとした印象もあります。
まとめ
ブルックリンスタイルを取り入れるときには、テーマカラーや素材にもこだわりましょう。新しく洗面台を設置する場合には、収納スペースやコンセントの位置を確認するのも重要です。タイル、レンガ、古材、コンクリートを上手に利用して、おしゃれでスタイリッシュな洗面所を実現させましょう。
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