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Column

知っておきたい!『リビング横に子ども部屋』のメリット・デメリット

家づくりの中でも悩ましい間取り計画、子ども部屋。作るとしても広さや場所など想像ではなかなかプランが立てにくいもの。そこで今回は子ども部屋として採用されることが多い、リビング横の子ども部屋にフォーカスしてメリット・デメリットを見ていきたいと思います。

そもそも子ども部屋って必要?

時代や環境によって特に考え方が変わりやすい子ども部屋ですが、「子どもはすぐに巣立ってしまう」「リビング学習をさせたい」「本当に必要なのは数年程度」など少し前まではそもそも子ども部屋の必要性を問うような声も見かけました。しかし、コロナ禍で生活様式が見直されている中、学校の授業や習い事等がオンライン化する可能性や、多感な時期のプライバシーの保護などを考えるとやはり可能であれば用意してあげたいという思いも。そして「子どもが巣立った後の使い方を考えておく」といったように長い目線で予め対策をしておくと、貴重な空間を無駄にせずに済むため、子ども部屋を作ることへの抵抗が少なくなるという傾向があります。

子ども部屋をリビング横にした場合のメリット

・必ずリビングを通過して子ども部屋に入るので家族間でコミュニケーションがとりやすい
・子どもが何をしているか把握しやすい

・リビング学習の前後で移動のストレスが少ない

・部屋が近い=収納が近いということなので、リビングに子どもの物が散らかりにくい

・子どもが小さいうちはリビングの一部としても使える

良好な家族関係を築くために家族間のコミュニケーションを重視する方は多く、その目的で生活動線にリビングを絡ませる間取りはよく採用されています。
実際、玄関に近い子ども部屋を採用した方で「子どもが帰って来ているのに気付かなかった」というケースは少なくありません。子どもがどこで何をしているのか、「監視」ではなく「管理」できるという点ではリビングの横にあるというのは大きなメリットでしょう。

人気のリビング学習も、勉強道具を取りに自分の部屋まで行くのが億劫でなかなか始められないといったことも多いですが、子ども部屋が近いと移動のストレスが少なく済むので比較的スムーズに始めたり終わったりできますね。

また、リビングは家族のものが散らかりやすい場所でもあります。子ども部屋が隣であれば、子どもが自分で片付ける習慣もつきやすく、急な来客があった際にもサッと片付けられそうですね。

さらに、リビング横のメリットとしては、子どもが小さいうちは部屋を仕切らず、L字のリビングとして広く使えるという点もあります。子どもに個室が必要なのは中学〜高校の6年程度だとすると、それ以外の期間の方が圧倒的に長いことになりますね。その意味では基本的にはリビング横の部屋を、6年間だけ子ども部屋にするという発想の転換をしてみるのも空間の有効活用に繋がるでしょう。

押さえておきたい、子ども部屋をリビング横にした場合のデメリット

・音漏れでプライバシーが守られない可能性がある
・子どもが巣立った後の使い方に迷う

・来客時に使ってもらう部屋として利用できない

まず懸念されるのは音漏れ問題です。
リビングの音が子ども部屋に伝わったり、逆に子ども部屋の音がリビングに伝わったりすることは、それぞれの気配を感じることができて良い半面、度が過ぎたりタイミングが悪かったりするとお互いストレスになることも多いものです。

予め防音効果のある扉や壁を採用したり、間になる壁の前にはクローゼットなどの収納を置くようにするなど、工夫をしてできるだけ影響が出ないような対策をとることで解決する場合もありますが、その分の費用がかかってしまう等、別の問題が発生する可能性もあります。

次に、子どもが巣立った後の部屋の使い方については「子どもが帰ってくる時のためにそのまま残しておく」のか、それとも「書斎や自分たちの趣味の部屋等の全く別の使い方をする」のか、の大きく2つに分かれることが考えられます。それぞれの家庭の事情や個々の価値観によって、無駄と捉えるのかそうでないのかが異なるため、その時の家族にあったスタイルを選ぶゆとりを持つようにすると良いでしょう。 

また、リビング横の部屋は客間として採用されることも多い場所です。リビングより落ち着いて話せたり、宿泊を伴う来客の場合など、荷物を置いてもらったり寝てもらったりでき、何かと使い勝手が良いため、その場所を子ども部屋にすることで客間としての使い方ができなくなるというのは一度考えておく必要がありそうです。どのくらいの頻度で来客があるのか、その関係がいつまで続くのか、来客がない普段は空き部屋にしておくのか等、改めて自分たちの生活を振り返りながら優先順位を確認しておきたいところです。

まとめ

いかがでしたか?間取りの中でも特に難しい子ども部屋ですが、必要な期間が短いとはいえ大切な期間でもあります。メリットもデメリットも押さえた上で、各ご家庭の事情に合わせた結論を出すことが望ましいですね。
また、デメリットについては、予め対策をとって影響を小さくできる場合もあるので、デメリットの対策がとれるかどうかも含めた総合的な判断をすると、より満足度の高い家づくりになります。

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