ウォークインクローゼットにコンセントは必要でしょうか。無くても困ることはないという場合もあるかもしれませんが、コンセントがあると、ウォークインクローゼットをもっと幅広い役割で使うことができるようになるでしょう。
今回は、ウォークインクローゼットにコンセントがあるとこんな使い方もできる、という事例をご紹介していきます。あわせて、ウォークインクローゼットにコンセントを付けるときの注意したいポイントもお伝えします。
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ウォークインクローゼットにコンセントがあると何ができる?
では、コンセントがあると、どんな使い方ができるのか、さっそく見ていきましょう。
ウォークインクローゼットの中をいつも快適に
コンセントにつないで使える、クローゼットで便利な家電にはどんなものがあるでしょうか。
衣類を多くしまっておくクローゼットですから、湿気や臭いが気にあることもあるのではないでしょうか。そういう時に、サーキュレーターや空気清浄機を動かしておければ、空気のよどみを軽減できるでしょう。
また、ウォークインクローゼットの中にアイロンがけのスペースを作れば、衣類のお手入れがクローゼット内でもできます。アイロン台を使わないお手軽な衣類スチーマーは洋服をハンガーにかけたままアイロンがけができますが、こちらも充電が必要であったり、コードをつなぐ必要があったりします。
ところで、掃除機のコードが奥まで届かないので、クローゼットに掃除機をかけるたびにコンセントを差し替えなければならい、ということはありませんか。掃除のたびにプラグを差し替えるのは手間ですよね。
クローゼットの入り口近くにコンセントがあれば、クローゼットとその隣のエリアまで、プラグの差し替え無しで掃除機掛けができるでしょう。
収納しながら充電
コンセントがあれば、クローゼットに充電式家電の収納場所を作ることもできます。
コードレス掃除機を立てかけて収納するなら、高い位置にコンセントがあると便利でしょう。コンセントがあれば、ロボット掃除機の基地にすることもできますね。
クローゼット内の壁際やハンガーラックの下などは隙間空間ができることもありますから、そういったスペースを有効に活用できるアイデアではないでしょうか。
デジタル機器の収納場所に
どんどん増えてしまいがちなデジタル機器。リビングなどに雑然と置いておきたくないなら、クローゼットに収納場所を作ってしまえば、まとめて隠すこともできますね。
インターネットに欠かせないWi-Fiルーターを置くならば、電源が必要です。プリンタやPC、デジカメなどの機器類は、たまにしか使わないかもしれませが、コンセントにつないでおけば必要な時にすぐ使える状態にもしておけます。
ウォークインクローゼットにデジタル機器の収納場所を作るならば、コンセントと一緒に、USB充電口やインターネット回線の差し込み口もあるとさらに便利に使えそうです。
ウォークインクローゼットを別用途の空間にリノベーション
ウォークインクローゼットはまとまった広さのある空間ですから、将来的には別の用途の部屋へと変えることもあるかもしれません。
書斎のようなワークスペースにするなら、デスクライトやデジタル機器を使いますし、家事や趣味の作業をするスペースをつくるなら、家電などのために電源が必要になるかもしれません。
また、コンセントがあれば音響機器やAV機器を設置することができますので、オーディオルームやシアタールームにしてしまうことも。
ウォークインクローゼットにコンセントがあることで、収納場所以外にも、幅広い用途に対応できる部屋になり、リフォーム、リノベーションの可能性が広がりますね。
コンセントの増設、マンションでは要注意
ウォークインクローゼットにコンセントを付けたい、またはもっと数を増やしたい、という場合には、工事をして後から取り付けることもできます。
ただし、電気配線の工事には資格が必要ですので、専門の業者に相談して、工事をしてもらってください。
また、マンションでは、壁に穴をあけたり、使う電流を自由に増やしたりすることができないことも多いです。一般的に、マンションでのコンセント増設工事には管理者の許可が必要などの制約がありますので、事前にマンション管理規約を確認してその内容に従いましょう。
参考:電気工事110番「コンセント増設はマンションでもできる?3つの増設方法と設置計画」
まとめ
ウォークインクローゼットにコンセントがあると、クローゼットを快適に保てたり、便利な用途に使うことができるようになったりする、という事例をご紹介してきました。これからウォークインクローゼットを作ろうと計画しているのならば、コンセントを設置しておくことをおすすめします。
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