キャビネットとサイドボードと聞くと何をイメージしますか?
「え?どっちも同じじゃん。収納棚でしょ?」というのが一般的な見方ではあります。しかし実は、キャビネットとサイドボードというのは語源や、用途が違うのです。ですから、置き場所も違ってくるというわけです。
今回は、このキャビネットとサイドボードとの違いについてと、オススメをいくつかご紹介していきます。
キャビネットとサイドボードの語源から
ここでは、キャビネット、サイドボードの語源から、両者の違いを紹介していきます。
まず、キャビネットの語源はcabin(山小屋)とcappana(小部屋)が合わさったものです。つまり「小さな小部屋」という意味です。部屋の中に、また部屋が入っているといったイメージです。
小部屋ですから、外界と隔離されています。だからキャビネットには扉がついています。
また、収納家具の総称なので、主にリビングで使うことが目的とされています。ですが、現代では、台所家電の収納を主な目的であるキッチンキャビネットも数多くあります。
キャビネットの特徴としては、サイドボードより高さがある点です。これは、小さなお子様が誤って家電に触れることがないよう、手が届かない位置に収納スペースを設けているためです。
これに対してサイドボードのsideとは「わき、補助的」という意味です。何に対して補助的なのかというと、サイドボードは、食堂の大きなテーブルに対して補助的な役割を担ってきました。どういう役割かというと、食器類を収納する役割です。そして、配膳の際には、その食器を一時的に置いておく小型のテーブルの役割を果たしてきたのです。そうすることで、効率よく配膳を進めることができます。
現在では、食事のための棚という意味に限定されていません。メインのテーブルに対してのサイドという意味で用いられています。ですから、テレビやオーディオを置くための台をサイドボードと言ったりします。
このように、サイドボードは、メインのテーブルに対して従の役割を担う棚です。ですから背が高いと不都合です。また、もともとは配膳用の家具ですからダイニングやキッチンで使うことが目的とされているタイプが多いです。もちろん、テレビ台としてリビングに合うサイドボードもあります。
オススメキャビネット
それでは、まずはオススメのキャビネットからご紹介します。
■SANT サイドキャビネット
オススメの1つ目は木目がきれいなキャビネットです。無垢材で落ち着いた色合いのため、リビングのどんな家具にも馴染むデザインがポイントです。サイドキャビネットということもあり、縦型のコンパクトなフォルムなので部屋を広く使うことができます。サイドボードと組み合わせることにより様々なアレンジを楽しめることができます。
■NOIVA パイン材ワイドキャビネット 150
無垢材のオールドパインを使用したキャビネットです。古材ならではの味のあるデザインが特徴で、金具にもエイジング加工を施してあります。無垢の古材なので一つひとつ表情が異なるのも愛着がわくポイントです。
■収納家具 OKTA キッチンキャビネット
この商品の特徴は抜群の収納スペースで、電子レンジも楽々置くことができます。また、コンセントがついているので、ごちゃつきがちなコードもすっきり収まります。そして、引き出しの中にも小物がたくさん入るスペースが確保されており、食器をすっきり、コンパクトに仕舞うことができます。
外観は木目の美しさが映えるシンプルなモダンテイスト。控えめでインテリアに調和しやすいデザインです。
オススメサイドボード
次に、サイドボードをご紹介します。
■BRIST サイドボード 120
アルダー材というウォルナット材やパイン材などとともに家具によく使われる木材で造られたキャビネットです。アルダー材は、ナチュラルな色合いと優しい木目が特徴で、インテリアにも馴染みやすいデザインです。そしてブラックが入ることで、高級感を演出。
機能面では、強化ガラスを使っているため、ガラスが割れる事故にも強く安心して収納できます。
前板のウォールナット突板が柔らかな印象で、脚には華奢なスチール脚を採用しており、ボリュームを上部に持ってきたデザイン性の高いサイドボードです。
幅が75cmタイプと150cmタイプの展開なので、インテリアに合わせて選べる点も嬉しいポイント。
まとめ
キャビネット、サイドボードともに日常生活を便利にしてくれる収納です。今回は、木目の美しいキャビネット・サイドボードをご紹介しました。デザインやサイズ展開も豊富なので、床の色や壁の色、インテリアのテーマに合わせて選んでみてくださいね。
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