キッチンで欠かせない食料品や調味料などをきれいに収納できるパントリー。最近ではキッチンにパントリーを設置する方も増えています。パントリーを取り付けるときに気になることとして、デザインも挙げられます。パントリーを設置するなら、キッチンに合わせておしゃれにしたいという方もいるのではないでしょうか。
パントリーをおしゃれにする方法のひとつに壁紙があります。今回の記事ではパントリーに適した壁紙の選び方についてまとめました。壁紙の貼り方もわかりやすく解説していますので、キッチンのリフォームやリノベーションに興味のある方は参考にしてください。
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壁紙の選び方
パントリーの壁紙を選ぶときにはデザインと機能性が重要と言われます。ここでは、パントリーをおしゃれで機能的にするための壁紙の選び方を解説します。
デザイン
パントリーの壁紙を選ぶときは、キッチンの壁紙とのバランスを考えましょう。まとまりのある空間にしたい方は、キッチンと同系色の壁紙を使うのがおすすめです。同じような色でまとめることで、落ち着きのある雰囲気にできるでしょう。
おしゃれなパントリーにしたい方はアクセントクロスもおすすめです。部屋の一部の壁に鮮やかな色や柄の壁紙を貼れば、インテリア性のある部屋に変えられるでしょう。ただし、アクセントクロスは1カ所のみにするのがおすすめです。部屋中にアクセントクロスを取り入れるとゴチャゴチャした雰囲気になりがち。落ち着きのない部屋にならないよう気を付けたいものです。
機能性
キッチンでは調理のときに油や火を使うので、汚れやすい傾向にあります。パントリーも調味料やキッチングッズを保管するので、壁紙に汚れが付着するおそれもあります。パントリーを清潔に保つためにも、機能性のある壁紙を使うのがよいでしょう。
ホームセンターではさまざまな壁紙が販売されていますが、おすすめしたいのは汚れ防止機能の付いたタイプです。調理で発生したときの油汚れが付着しにくいというメリットもあります。お手入れが簡単になるので、パントリーをいつでも清潔な状態に保てるでしょう。
もうひとつのおすすめは消臭機能付きの壁紙です。キッチンではニンニクやタマネギなど、ニオイのある食材もよく使います。ニオイが強いと、壁紙に染みつくことがあるので注意が必要です。消臭機能付きの壁紙ならパントリーにこもるニオイもシャットアウトできるので便利でしょう。
大きなサンプルを見てから選ぶ
気に入った色の壁紙を見つけたものの、貼ってみたらイメージと違ったというケースもよく見かけます。基本的にカタログや小さなサンプルで見るよりも、実際の壁紙は明るく見えます。大きなサンプルでチェックした後に、少し暗めの色の壁紙を選ぶとイメージ通りのパントリーになるでしょう。
壁紙の貼り方
リフォーム業者に依頼して壁紙を貼るのもよいですが、費用を抑えたい方は自分で貼るのもおすすめです。ここでは、壁紙の貼り方を分かりやすく解説します。
必要な道具
パントリーの壁紙を貼るときに必要な道具は以下の通りです。
・壁紙
・地ベラ
・ハサミ
・カッター
・ハケ
・メジャー
・スポンジ
・バケツ
壁紙を貼るときの流れ
壁紙を貼る際には以下の様な流れで進めます。
・コンセントカバーを外す
壁紙を貼る部分にコンセントがある場合には、コンセントカバーを外しましょう。
・古い壁紙を剥がす
壁紙が貼ってある場合、古い壁紙を剥がします。壁紙に継ぎ目があるときは、継ぎ目をめくるときれいに剥がせますので、お試しください。
・下地処理をする
壁紙を貼るときは下塗りと仕上げ塗りをします。乾かしたときに凹凸があるときは、ヘラを使って平らにします。
・壁紙を貼る
壁紙には上下があるので、前もって確認してから作業に取りかかりましょう。貼るときは手のひらを使って優しく伸ばしましょう。右利きの人は右から左へ貼るのがよいでしょう。
・カットする
地ヘラとカッターを使って余分な部分をカットします。切れないカッターで作業すると、壁紙にムラが生じる場合もあります。最初に刃先をチェックしておきましょう。
・2枚目以降の壁紙を重ね貼りする
1枚では足りない場合、2枚目の壁紙を使いましょう。柄の壁紙を重ね貼りする際には、柄合わせをするときれいに仕上がります。
・コンセントの部分はカッターを使って取り除く
コンセントが付いている場合は、カッターを使ってきれいに取り除きましょう。
・貼り忘れがないのかをチェックする
壁紙を貼り終えたら、貼り忘れがないかをチェックします。壁紙を貼り終えたら乾燥するまで待ちましょう。
壁紙を貼るときは、それぞれのステップを丁寧に実行するのが大切と言われます。
まとめ
パントリーをおしゃれに見せたいときには壁紙を貼りましょう。デザインだけではなく、機能性にもこだわると使い勝手がより向上します。消臭機能付きのタイプならパントリーにこもるニオイを取り除けます。汚れ防止機能付きのタイプなら、パントリーを清潔な状態に保てるでしょう。壁紙の貼り替えは業者にも依頼できますが、費用を抑えるなら自分で貼ってみるのは、いかがでしょうか。
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