Column

DIYでパントリーのある暮らしに。おすすめの方法をご紹介

買いだめした食品などをストックするパントリー。キッチン周りのあれこれをスッキリと収納できるというメリットもあり、自宅にパントリーを設置するご家庭も増えているようです。最近では、自分好みのパントリーを取り付けたいという傾向も見られます。

今回の記事ではDIYでパントリーを設置する方法をまとめました。機能性のあるパントリーにするためのポイントも紹介しますので、パントリーの設置に興味のある方は参考にしてください。

▼パントリーのアレコレをもっと詳しく!
完全版|パントリーのリフォーム・リノベーションのガイド〜種類・費用・事例まとめ〜

DIYでパントリーを設置する際の準備

DIYでパントリーを設置するメリットのひとつはライフスタイルに合わせたデザインが可能なことです。既成のパントリーとは異なり、キッチンの間取りに合わせて自由にカスタマイズもできます。一方で、DIYの場合には入念な準備も大切です。ここでは、DIYでパントリーを設置する際の準備をまとめました。

道具をそろえる

パントリーを作る際には、まず道具を用意しましょう。主な道具として以下のものが挙げられます。

・グルーガン
・ボンド
・のこぎり
・サンドペーパー
・スキージー

グルーガンとは棒状になったプラスチックを溶かして接着する工具のことです。接着剤だけではなく造形物を作るときにも使えます。スキージーとはカッティングシートを施工する際に、シートにたまった空気を抜くヘラのことです。スキージーを使用すれば、一定の強い力でシートを圧着でき、きれいな仕上がりが期待できます。上記の道具をそろえておけば、DIYでパントリーを製作できるでしょう。

設置場所

パントリーを作る際には設置場所も決めておきましょう。パントリーに一番向いている場所はキッチンと隣り合っているスペースと言われます。調理前や調理中にパントリーを行き来する頻度も高いので、できる限り近い場所に設置するのがよいでしょう。

キッチンに設置する場合、奥まったスペースはなるべく避けるのが無難です。購入した食品や飲料品をパントリーに収納する際、奥まったスペースにあると運ぶのに苦労するかもしれません。出し入れがしやすい場所に設置すれば使い勝手も向上します。

パントリーを作るペースが限られているときは、既存のインテリアの活用も検討しましょう。食器棚に空いたスペースがあるときは、食器棚の一部をパントリーとしても使えます。床下収納が付いたキッチンならば、収納スペースをパントリーとして使えるでしょう。

デザイン

デザインはライフスタイルや家族構成を考慮した上で決めるのがおすすめです。最初にキッチンの雰囲気を決めましょう。北欧風のキッチンならば、白を基調としたデザインも適しています。モダンな雰囲気のキッチンにしたいときは、白と黒を取り入れたパントリーがよいでしょう。自分が思い描くキッチンを決めておくと、パントリーのデザインも決めやすくなります。

DIYでの事例

DIYでパントリーを作る際には、どのようなデザインがよいのか悩む方もいるのではないでしょうか。3つの事例を紹介しますので参考にしてください。

壁に棚を設置する

キッチンのスペースが限られているときは、壁に棚を設置するのがおすすめです。普段使わない食器や調味料のストックなども収納できますし、見せる収納も楽しめるでしょう。壁に穴を開けずに作ることも可能なので、アパートやマンションに住んでいる方にもおすすめです。

・壁に穴を開けて作る
最初に棚板、ビス、ブランケットを用意します。棚の高さを決めた後に、ビスを使って棚を固定しましょう。棚の材質は木材、金属、プラスチックなどがあるので、キッチンの雰囲気に合わせて選ぶとデザイン性も上がります。

・壁に穴を開けないで作る
最初にラック用の支柱、アジャスター、棚板を用意します。アジャスターで支柱を固定した後に棚板をはめましょう。手軽に作れるのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

可動式にする

固定式のパントリーの設置が難しい場合には、可動式のパントリーがおすすめです。使いたい場所まで移動できるので、調理や掃除のときにも便利でしょう。市販のキャスターを使って簡単に作れるので、DIYが苦手な方にもおすすめです。

可動式のパントリーの場合は、小さめの板、キャスター、ビス、グルーガンを主に使います。最初に2枚の板をグルーガンで固定してパントリーの枠を作りましょう。すべての板を取り付けたなら、底板にキャスターを取り付けます。

扉付きにする

扉付きパントリーのメリットとしてまず挙げられるのは、隠す収納が可能なことです。生活感の出やすいアイテムを扉付きのパントリーに片付けることで、おしゃれなキッチンに変えられるでしょう。カラーボックスに扉を付けるだけでも扉付きのパントリーが作れます。扉を作るのに必要な材料はホームセンターで揃うので、好みのものを選ぶのも楽しいですね。

まとめ

自分好みのパントリーを設置したいときにはDIYもおすすめです。必要な道具を揃えておけば、比較的簡単に組み立てられます。パントリーの設置を計画する際には、まず設置場所を決めることから始めましょう。ライフスタイルや家族構成に合わせたデザインにすれば、パントリーの使い勝手もさらによくなります。自分が思い描くキッチンを決めて取り掛かると、デザイン性も高い空間づくりができるでしょう。

▼パントリーのアレコレをもっと詳しく!
完全版|パントリーのリフォーム・リノベーションのガイド〜種類・費用・事例まとめ〜