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壁紙より塗装がおすすめ?内壁塗装のメリットとデメリットを紹介

壁紙より塗装がおすすめ?内壁塗装のメリットとデメリットを紹介

 
壁のリフォームやリノベーションのときに、内装塗装か壁紙かで悩む方はいらっしゃるのではないでしょうか。工期が短く費用がかからない壁紙は魅力的ですが、味わいのある色を出せる内装塗装も人気です。
 
そこで今回は、内装塗装のメリットとデメリットを紹介します。この記事を読むことで、内装塗装のポイントやコツが分かります。壁のリフォームを検討していらっしゃる方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

 

内装塗装のメリット

壁紙より塗装がおすすめ?内壁塗装のメリットとデメリットを紹介

 
内装塗装は、壁紙と比べたときに以下の点で優れています。

 
さまざまな色から選択できる

内装塗装は、さまざまな色から選択できます。壁紙の場合はデザインや色が決まっており、色を組み合わせることはできません。内装塗装の場合はペンキの色を組み合わせることで、自分の好みに合わせた色を作り出すことが可能です。
 
部屋を広く見せるために白い壁を選ぶ方がいらっしゃいます。しかし白と一口に言っても、明るい、暗い、柔らかい、硬い、濃い、薄いなどのさまざまなトーンがあるのです。さまざまな白を組み合わせることで自分の好みの色に変えることができます。色にこだわりたい場合は、内装塗装がおすすめです。
 
 
汚れたときでも塗り替えができる

内装塗装は、汚れたときでも塗り替えができます。壁紙の場合は、一部分のみを取り替えることが難しく、一度汚れが付着すると壁紙全体の取り替えが必要になります。内装塗装の場合は塗り替えができるので、簡単に補修ができるでしょう。
 
また壁紙の場合は、製造中止により好みのデザインの入手が不可能になる場合があります。内装塗装は、色を組み合わせることで、周囲の壁の色に合わせることができます。
 

機能性が高い

内装塗装は日々進歩しており、遮熱性や防カビの機能、防臭機能、汚れの付きにくい塗料などさまざまなバリエーションがあります。
 

廃材が出ない

内装塗装は廃材が出ないという点で優れています。壁紙の場合は貼り替える際に廃材が出るため、処分のための手間と費用がかかるでしょう。壁を重ね塗りできる内装塗装は廃材が出ません。

 

内装塗装のデメリット

壁紙より塗装がおすすめ?内壁塗装のメリットとデメリットを紹介

 
内装塗装にはさまざまなメリットがありますが、デメリットもあるので注意が必要です。
 

壁紙から内装塗装に変える際には時間がかかる

壁紙から内装塗装に変える場合には、施工時間がかかります。内装塗装にする際にはまず壁紙をはがして下地を補修しなければなりません。
壁紙から内装塗装に変える場合には最低でも半日、場合によっては数日かかるでしょう。
 
 
臭いが気になる

塗料には有機溶剤が含まれており、鼻や目を刺激します。そのため、塗装の際には窓を開けるといった換気への対策が必要です。また、水性塗料は油性塗料よりも有機溶剤が少ないので、水性塗料を使用するのも良いでしょう。
 
 

​塗装する前に押さえておきたいポイント

満足のいく塗装を行うには、事前の準備が大切です。ここでは塗装する前に押さえておきたい2つのポイントを紹介します。
 

塗料を慎重に選ぶ

内装塗装をきれいに仕上げるためには、慎重な塗料選びが重要です。塗料には見本がありますが、実際に広い面積で塗ってみるとイメージや質感が異なることがあります。そのため、自分で塗る際には、小さな壁で試すのが良いでしょう。

 
刺激の少ない塗料を選ぶ

塗料の中には、有機溶剤などの化学薬品が多く含まれているものもあります。内装塗装の場合は、十分な換気をしても化学薬品が室内にこもることもあり、目や鼻の痛みや呼吸困難を感じることもあるので注意が必要です。塗料の購入の際には成分表を確かめておくようにしましょう。
 

業者を慎重に選ぶ

自分でリフォームするのが難しい場合には、業者に相談しましょう。トラブルを避けるためには、あらかじめ複数の業者へ見積もりを依頼するのが大切です。塗装に使用する塗料や人件費など、見積もりが詳細に記載しているのかをチェックしておくと良いでしょう。

 

まとめ

壁紙より塗装がおすすめ?内壁塗装のメリットとデメリットを紹介

 
内装塗装には、壁紙にはない優れた点があります。さまざまな色から選択が可能ですし、汚れたときでもすぐに塗り替えができます。また廃材が出ませんので、環境にも優しいでしょう。そして自分で塗装を行うときには、塗料を慎重に選びましょう。