Column

サステイナブルな家-これからは未来を見据えた家づくり-

「持続可能な」という意味の「サステイナブル(Sustainable)」。地球温暖化など、環境問題に対する意識が高まる中、その対策を考える上で欠かせないこちらのキーワード。住宅づくりにおいてもこの考えに基づいた取り組みがスタートし、ここ最近「サステイナブルな家」が注目されはじめています。でも、興味はあってもどこから始めてよいのか分からない方も多いのでは。

そこで今回は、サステイナブル住宅はどのようなものなのか、そのデメリットなども含めて説明します。

 

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サステイナブルな家づくり


「サステイナブル」と同時に、「SDGs」という言葉もよく見聞きしませんか?「サステイナブルな家」という考え方が注目されはじめた背景には、この「SDGs」の広まりが深く関係しています。

「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、環境や貧困問題などへの対策に向けた、世界規模の共通目標のこと。2015年に国連が採択し、様々な分野においての問題対策に「サステイナブル」をスローガンとしています。
よって、「サステイナブルな家」を作ること、そしてそのような家を選ぶことは、この「SDGs」の取り組みのひとつと言えるでしょう。

サステイナブル住宅とは

サステイナブル住宅とは、つまりは自然環境に配慮した、地球だけでなく人にも社会にも優しい住まいのこと。欧米先進国に比べて寿命が短いと言われる日本の住宅ですが、これからは次世代にも受け継がれる長寿命の住まいづくりを目指す必要も出てきそうです。
では、サステイナブルな家とはどのようなものか具体的に見ていきましょう。

サステイナブル住宅の具体例


サステイナブルな家づくりに、構造や性能の決まりはありません。ここでは、大まかに3つの例をあげていきます。

自然エネルギーを活かす設計「パッシブデザイン」

パッシブデザインとは、太陽の光や熱、風など「自然の力を最大限に活用した」建築手法のこと。

地域や季節により条件は異なりますが、基本的には断熱・日射遮へい・日射熱利用暖房・自然風利用・昼光利用がその設計手法です。例えば、日射遮へいの為に庇のデザインを工夫したり、自然風利用のために窓の面積や配置、風の流れを考えた間取りにしたりするなど、自然エネルギーを活かした設計の家は、結果的に省エネにつながるサステイナブルな家となりうる、という考えに基づいています。

ただ、日差しや風の通りに期待ができないような狭小敷地や住宅密集地などは、自然の力を活かすことが難しい場合もあり、どちらかというとゆとりのある大きめの土地の方が、パッシブデザインに向いているといわれています。

エネルギー収支ゼロを目指す「ZEH住宅」

ZEH(ゼッチ)とは、「先進技術を利用してエネルギー消費を抑える」建築手法のことで、net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略。

「高断熱」の窓や壁、省エネタイプの空調や照明などで使用するエネルギーを減らし、「太陽光発電」などでエネルギーを創り出すことで、年間のエネルギー消費量を正味ゼロ以下にする、という住宅です。

省エネ+創エネ効果が期待できるこのZEH住宅は補助金や助成金制度もあるので、対象となる条件や要件を事前に確認するとよいでしょう。

エコな自然素材を選ぶ

石油由来ではない無垢材や天然石、漆喰など、環境への負担が少ないだけなく、長寿命で時間とともに味わいがでてくる自然素材を使うことは、手入れをしながらずっと大切にしてきたいと思えるサステイナブルな家づくりにも繋がります。
また、日本古来の自然素材や、地元の木材を活用することで、環境に対してだけでなく経済的にもサステイナブルな貢献のひとつとなるでしょう。

サステイナブル住宅のデメリットと気をつけておきたい点


様々なメリットのあるサステイナブルな家づくりですが、ここではデメリットと気をつけておきたい点を見ていきましょう。

まず、デメリットは一般的に初期費用がかかるということ。ただ、省エネ効果のあるサステイナブルな家にすることで、住んでいる間にかかる光熱費などを抑えられることが期待されるので、初期費用だけでなく、ランニングコストも考慮したプランニングをするとよいでしょう。

次に、気をつけておきたい点は、サステイナブルな家に構造や性能の決まりはないため、サステイナブル住宅に対する取り組みが業者によって異なるということ。まずは自分がどのようなタイプのサステイナブルな家にしたいのかをしっかり考え、その価値観や考え方がある程度一致するような建築業者や建築家を探すことも大切です。

まとめ

いかがでしたか?サステイナブルな家づくりには特徴の異なる様々なタイプがあるので、自分の考えや住む地域を考慮し、それぞれの良い点を上手に取り入れるのもよいですね。いろいろな角度から環境に配慮し、地球・人・社会に優しい家、快適で健康な暮らしにもつながるサステイナブルな家づくりに興味のある方は参考にしてみてください。

Writing:ヒミコ

 

 

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